野村アセットマネジメントが、9月1日よりETFの売買単位を10分の1に引き下げる模様です。以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
野村アセットマネジメントは9月1日、「TOPIX連動型」と「日経225連動型」など22本の上場投資信託(ETF)の売買単位を大幅に引き下げる。現在の最低売買金額は8万―34万円程度だが、いずれも10分の1の金額にする。ETFをより少額の資金で取引できるようにして、個人投資家の売買を活性化する狙い。
すでに3万円台で売買できる「金価格連動型」「上海株式指数・上証50連動型」などは売買単位引き下げの対象外だが、同社が扱う大半のETFが5万円以下で売買できるようになる。
野村アセットが扱う大半のETFが5万円以下で売買できるようになるということで、個人投資家がETFを買いやすくなりそうです。
例えば、TOPIX連動型上場投資信託 【東証:1306】は、7月18日時点の価格(TOPIX=1,266)で買うには最低取引単位で約127,000円 の資金が必要でしたが、これが9月1日以降は12,700円程度で買えるようになりそうです(TOPIXが1266と仮定した場合の話です)。
毎月、数万円単位でTOPIX連動の投資信託を積立している個人投資家の中で、9月1日からは「TOPIX連動型上場投資信託 【東証:1306】」への投資に切り替える人も出てくるかもしれませんね。