松井証券、ポートフォリオ提案サービス「投信工房」をリリース

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Robot e-learning (done in 3d, on white background)

松井証券が2016年11月28日から投資信託の取扱いを開始します。

また、それに併せて松井証券が独自に開発した、ロボアドバイザーによるポートフォリオ提案サービス「投信工房」の提供も開始します。

通常、個人投資家が証券会社の口座を使って、投資信託を買いたい場合、下記の流れになります。

  • 買いたい投資信託を探す → 気になる投資信託が見つかったら、その投資信託にどれだけお金をつぎ込むか決める → 実際に買付

それに対して、投信工房を使った投資信託の購入は下記の流れになると思われます。

  1. 投信工房のロボアドバイザー(コンピューター)が個人投資家に8個の質問をしてくる
  2. 個人投資家はその8個の質問に答える
  3. 質問に答えると、コンピューターがその個人投資家にとって最適と思われるポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)を提案してくる
  4. 個人投資家はコンピューターが提案してきた投資信託の組み合わせに投資するか否かを決める
  5. 投資する場合は、投資する金額を決める
  6. 実際に買付

というわけで、投信工房は「投資信託を購入したいものの何を買っていいか分からない」といった個人投資家に向いているサービスになりそうです。コンピューターが投資信託の組み合わせを提案してくれるので。

この「投資信託の組み合わせの提案サービス」ですが、一部の証券会社では、以前から個人投資家向けにサービスを提供しています。しかし、その提案サービスは、人間の営業マンを使って行われていました。

コンピューターが投資信託の組み合わせを個人投資家に提案してくれるようになったのは、2010年代になってからです。

営業マンが提案してくれる投資信託は信託報酬が年率2%以上になったり、なにかとコストが高めになる傾向があります。営業マンの人件費をまかなう必要があるからです。

しかし、営業マンではなく、コンピューターを使うとコストを下げることができるので、その分、信託報酬の値下げを行うことが可能になってきます。松井証券の発表によると、新サービスの「投信工房」では、ポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)のトータルコストが年間0.35%になるものも存在するとのことです。

投信工房に興味がある方は、下記リンク先の松井証券の発表文をクリックして読んでください。

投資信託の取扱開始および
ポートフォリオ提案サービス『投信工房』のリリースについて【PDF】

記事下

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