大和証券が信用取引の口座開設時に「書面で郵送していた口座設定約諾書」を、2011年10月30日から電子化すると発表しました。
今までは信用取引口座の口座開設の際に、口座設定約諾書を郵送しなければなりませんでしたが、10月30日からはその必要がなくなります。ネットで信用取引口座の開設申込が完結するようになります。
書類の郵送が不要になったことに伴い、信用取引の口座開設にかかる日にちが短縮されます。
また、口座設定約諾書に「4000円の収入印紙」を貼る必要もなくなります。
以下、大和証券のウェブサイトからの抜粋です。
【信用取引サービス】口座開設時必要書類の電子化について
平成23年10月25日
大和証券株式会社
大和証券をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
平成23年10月30日(日)より、オンライントレードのログイン後ページから行う信用取引サービスの口座開設申込みにおいて、口座開設に必要となる書類の電子交付が可能となります。電子交付を利用することで信用取引サービスの口座開設の際に書面での書類提出が不要となります(一部のお客さまを除きます)。
また、証券総合口座をすでに開設済みの個人のお客さまは、信用取引サービスの口座開設申込みがWEBで完結し、これまで以上にスピーディーに口座開設が可能となります。
詳細は下記のとおりです。
記
◆信用取引サービス口座開設書類の電子化について
これまで信用取引サービスの口座開設申込み時に、お客さまに書面で交付しておりました書類につきまして、電子交付が可能となります。
電子交付となる書面は以下のとおりです。■信用取引サービス契約締結前交付書面
■信用取引サービス取扱規定
■信用取引口座設定約諾書認証内ホームページにログイン後、「口座情報>登録状況・お手続き>サービス申込み」の信用取引サービス「口座開設申込」ボタンから、WEB申込みが可能です。
申込み完了後、審査を通過したお客さまは口座開設が完了します。
ネット証券業界では下記の会社が、信用取引口座や日経225先物口座の口座開設約諾書を電子化しています。
- 楽天証券
- リテラ・クレア証券
- マネックス証券
- auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
- GMOクリック証券
- 岡三オンライン
- 松井証券
- SBI証券
- 野村ネット&コール(旧名:野村ジョイ、ジョインベスト証券)
これに加えて、今回、大和証券の信用取引口座の開設も電子化されます。
口座設定約諾書の電子化で、書類の手書きや郵送の手間がなくなる上に、信用取引の口座開設時に必要だった4000円の印紙税も必要がなくなるわけですから、他の証券会社も追随してもらいたいものです。
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