12月15日、大阪証券取引所が、完全子会社のジャスダック証券取引所と2010年4月1日に合併すると正式発表しました。
また、大証の米田道生社長は同日の記者会見で、ジャスダックの売買手数料を引き下げる考えがあることを明らかにしました。
以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
ジャスダック売買手数料下げへ 大証 [12月16日/日本経済新聞 朝刊]
大阪証券取引所は15日、2010年4月1日付でジャスダック証券取引所と合併すると正式発表した。大証の米田道生社長は同日の記者会見で傘下のジャスダックと大証ヘラクレス両新興市場が統合する10年10月に、ジャスダックの売買手数料を引き下げる考えがあることを明らかにした。
現在、証券会社がジャスダックに支払う売買手数料は、大証に支払う手数料の約7倍となっています。
このため現在、一部の証券会社では個人投資家の株式売買手数料について、東証や大証での売買手数料よりジャスダックでの売買手数料を高めに設定しています。
具体例を挙げると、現在、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)やクリック証券では、ジャスダック銘柄を現物取引するときに、通常の株式手数料とは別にジャスダック特別手数料が徴収されます。
2010年10月にジャスダックの手数料が大証並に値下げされ、カブドットコムやクリック証券の手数料も下がることに期待したいと思います。
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