8月2日に、日経新聞朝刊が「中部電力 (9502) は1日、浜岡原発5号機(138万キロワット、静岡県御前崎市)がタービンの事故で停止した問題を受け、タービン製造元の日立製作所に1000億円超の損害賠償を請求する方針を固めた」と報じていました。
これに対して、中部電力は自社ウェブサイトで「当社は、5号機タービン停止について、現在、原因を調査しているところであり、損害賠償の請求については、まだ何も決まっておりません。」と表明していました。
しかし、下記のリンク先のニュースを読むに、日立への投資はかなりリスクがありそうです。
日立:原発タービン事故で巨額の賠償リスク抱える事態に
中部電力と北陸電力の原子力発電所2基が、日立製作所製のタービンに異常が見つかったため6月以降、相次いで運転停止に追い込まれた。いずれも05年以降に稼働したばかりの原発で、日立による設計ミスの可能性が指摘されている。両電力が被った損害は合計で約1500億円。いずれも原因が分かれば日立への損害賠償請求も検討する方針で、日立がどの程度の賠償責任を負うのかが注目されている。
中部電力、波紋広がるタービン破損、設計ミスか、日立に賠償請求も
日立の今期予想純益は、会社四季報では550億です。日立の株主は今回の事件の行方を注視しなければなりませんね。