5月1日、ドリームテクノロジー<4840>が、2006年12月通期連結予想を発表しました。
売上高173億円、経常利益8.3億円(前予想11.5億円)、当期純利益7億円(同9.6億円)、一株利益588円。
連結子会社の通信サービス事業に係る網使用料や業務委託費のコスト率が上昇したことなどにより、下方修正となったようです。以下、ドリームテクノロジー ウェブサイトのIRページのPDFから抜粋しました。
[業績予想に関する定性的情報等]
連結業績予想値につきましては、連結子会社の通信サービス事業に係る網使用料や業務委託費のコスト率が上昇したことなどにより、連結経常利益並びに連結当期純利益は、中間期、通期とも前回予想値を下方修正致します。
当社単体の業績予想値につきましては、ITソリューション事業の売上高増加に伴い、経常利益並びに当期純利益は、中間期、通期とも前回予想値を上方修正致します。
なお、マイライン事業につきましては、日本テレコム株式会社への営業譲渡の基本合意を発表しておりますが、現時点では最終的な契約まで至っておりません。契約締結が決まり次第、その影響額を業績予想に反映させ、開示致します。
また、民事再生手続廃止決定及び保全管理命令下にある平成電電株式会社が当社に及ぼす影響につきましては、平成電電株式会社の今後の動向が不確定のため、業績予想にその数値を反映させることができません。
その影響が明確になった段階で、業績予想値の修正を発表する可能性があります。
※ 上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
以 上
最後の一文、「上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。」ですが、これが今のドリームテクノロジーの状況を端的に表しているように思います。
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