私は丸三証券の証券取引口座を開設しています。
さて、2009年11月30日に、丸三証券から「口座閉鎖の通知ハガキ」が私の家に送られて来ました。2年間取引をしていないと、口座が閉鎖されるとのことです。
以下、口座閉鎖通知ハガキからの抜粋です。
平成21年11月27日 丸三証券株式会社
○○○○(私の本名)様
マルサントレード口座の閉鎖に関するお知らせ
(ハガキのスキャン画像をみたい方はこちら)
拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素はご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さてマルサントレードでは、2年以上お取引を全くなされていないお客様につきましては、口座の閉鎖をさせていただきます。閉鎖に伴い、口座に現金・MRF残高があるお客様へは、弊社にご登録いただいている銀行へ返金(MRFは解約後)させていただきます。
なお、送金手数料は弊社が負担いたします。
マルサントレード口座の閉鎖後は、会員認証(ログイン)が出来なくなるほか、再開時には取引申込書等の弊社所定の用紙の再提出が必要となります。お客様にはご理解・ご了承くださいますようお願い申し上げます。
口座の閉鎖・返金は平成22年1月以降に実施を予定しております。
このご案内と行き違いにお取引いただいたお客様、又は12月末までにお取引いただいたお客様はこの限りではなく、引き続きマルサントレードをご利用いただけますので、是非この機会にご活用くださいますようお願い申し上げます。
敬具
口座を持っていてもメリットのない証券会社だったら、このまま口座閉鎖します。
しかし、丸三証券の口座は株式投資に関する情報を収集するのに便利なので、私は口座を存続させたいと考えました。
幸い、丸三証券のハガキを読むと、最後の方に「12月末までにお取引いただいたお客様はこの限りではなく、引き続きマルサントレードをご利用いただけます」との記載があります。
この文章を読み、私は口座閉鎖を防ぐために、マルサントレードで株取引を行うことにしました。
さて、丸三証券のオンライン株取引サービスである「マルサントレード」にログインし、久しぶりに口座残高を見てみると現金1079円が残っていました。
この口座残高でも取引できる銘柄があります。シーマ 【JASDAQ:7638】の株式です。シーマ株自体が今なら200円くらいで買えますし、丸三証券の「一日コース」の場合、30万円以下の取引の手数料が252円なので、1000円でおつりがきます。
また、マルサントレードでは株式を保有していれば、口座閉鎖の通知が来ないようです。以下、私の丸三証券への問い合わせメールと、その回答です。
Q.御社のマルサントレードでは、2年間全く取引がないと口座閉鎖になるとのことですが、これはマルサントレードの口座で株式を保有していても口座閉鎖になるのでしょうか?
A.お問合せの件ですが、株式のお預かり残高がある場合には、口座が閉鎖されるということはございません。
なお、一般的な証券会社だと現金を1000円程度入金していれば、口座閉鎖通知が来ることはありません。丸三証券のように株式を保有しないと口座閉鎖通知が来る証券会社を使っている場合は、NEW ART株のような安い株式を買って口座閉鎖を防止するのも一つの手でしょう。
▼関連記事