エキサイトメールのシステムトラブルで再確認したこと

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

ジャスダックに上場しているポータルサイト運営中堅の企業でエキサイト [証券コード3754]という会社があります。

ポータルサイトの代表例はYahoo!です。Yahoo!には「Yahoo! メール」があるように、ポータルサイトのexciteには「エキサイト メール」というフリーメールのサービスがあります。

私、当サイト宛てのメールの質問に回答する際には、このエキサイトメールで作ったメールアドレスを使って回答してきました。今日、久しぶりに読者の方からの質問メールがあったので、エキサイトメールにログインしようとしたところ、下記のようなエラーメッセージが出てログインできません。

現在システム処理中です。しばらく待ってから、再度ログインしてください。:316

「どうしたのだろう?」と思いエラーの原因を調べてみました。2007年12月21日にエキサイトメールのリニューアルが行われた際に、大規模な障害が発生したとのことです。以下、エキサイトのウェブサイトからの抜粋です。

2007年12月30日
エキサイト株式会社
エキサイトメール障害に関する経過のご報告とお詫び

 12月21日に実施いたしましたエキサイトメールのリニューアルでは、「ログインできない」「ログインしてもメールが閲覧できない」「過去のメールの復帰の大幅な遅れ」など、ご利用のお客様には多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

 一刻も早い復帰を目指し、さまざまな対策を打って参りましたが、大幅な改善に至らず、誠に申し訳ございません。

そして、未だにエキサイトメールのサービスは不安定なままです。システムトラブルの詳細については、下記のサイトが参考になります。

エキサイトメールトラブル まとめWiki

私が使っていたエキサイトのメールアドレスをご存知の方へお知らせですが、そのメールアドレスは死んだと考えて下さい。

もし、私へメールを送りたい方がいらしたら、メールフォームから送ってください。

▼エキサイトメールの障害で学んでこと

私はエキサイトのサーバーにあるメールデータを失ったわけですが、今回のexciteメールのシステムトラブルはいい勉強になったと思っています。

やはり「パソコンを使って自分で作ったデータ」を失いたくなければ、データはバックアップを取っておかなければならないということを再確認しました。大手企業のポータルサイトでも今回のような致命的な失敗を犯すことがあるわけですから。

私にとって不幸中の幸いはWebメールの主軸をエキサイトメールからGmail(Google 運営のフリーメール)に移していたことです。Gmailのアドレスに届いたメールは、Gmailのサーバと私のパソコンのハードディスク内の両方にデータを残しています。万一、Gmailがエキサイトメールの二の舞になったとしても、私にとっては致命的な打撃にはなりません。

考えてみると、パソコンを使ってやる作業はなんでも二重化しておいた方が、いざというとき安心です。例えば、デイトレーダーなら、障害に備えて下記のように機材をそろえておくといいでしょう。

  1. パソコンを2台持っておく・・・1台が故障してももう1台で取引を続けられる
  2. 証券会社の口座を2つ作っておく・・・片方の証券会社のシステムがダウンしても、もう片方で取引ができる
  3. LANケーブルの予備を持っておく・・・LANケーブルがちぎれたときでも大丈夫なように
  4. インターネットの回線を2本引いておく・・・ADSLと光ファイバーの回線の両方を引いておけば、片方が繋がらなくても大丈夫

「4」はかなりランニングコストがかかるので厳しいですが、短期トレーダーだったら「1~3」の備えはしておいた方がいいかもしれませんね。

ちなみに、ジェイコム20億男BNFさんは千葉県の一軒家に住んでいた時代に、「停電でトレードができなくなる事態に備えて個人宅用の発電機の導入」を検討したことがあるそうです。

記事下

▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする