村上ファンドの株式大量保有に揺れる阪神電気鉄道が、同ファンドへの防衛策を模索しているようです。
以下、共同通信のニュースより抜粋です。
阪神電気鉄道が、同社筆頭株主に躍り出た村上世彰氏率いる投資ファンド(通称・村上ファンド)への対策を練るため、証券会社との財務アドバイザリー契約の締結を検討していることが30日、分かった。主幹事の野村証券や大和証券グループ本社を軸に考えている模様だ。
村上ファンドが本格的な買収をしかけてくるかもしれないので、証券会社にアドバイスしてもらおうってことですね。阪神電鉄は。
しかし、村上氏が「阪神電鉄株の売却による利益確定」より「阪神電鉄への経営参加」を選ぶとは考えにくいと思うのですが。
当事者の阪神電鉄としては、買収のリスクに対して最大限の努力を払うということなのでしょう。
■当ブログの過去ログ
■10月1日阪神電鉄が安い。タイガース優勝でも反応せず。
■9月29日阪神電鉄、大幅安! 5日連続ストップ高にはならず。
■9月28日阪神電鉄4日連続ストップ高。村上ファンドの影響が大きい。
■9月27日16時阪神電鉄3日連続ストップ高。村上ファンドによる株式大量取得の影響あり。