8月10日、ダイヘンの株価が前日比+60円(+11.52%)の終値581円と急騰しました。
同社は前日引け後に発表した07年3月期の第1四半期(4~6月期)連結業績が好調で、同時に9月中間期予想を上方修正しています。これを前向きに評価した買いがはいりました。自動車・造船業界向けの溶接メカトロ製品の販売が国内外で増えているほか、国内電力会社向け電力機器も順調で第1四半期の経常利益は前年同期比85%増の23億9600万円となっています。
また、通期の予想純利益を52億円に修正しています。ダイヘンの今日の終値ベースの時価総額は787億円なので、予想PERは787÷52で約15倍となります。
ただ、第2四半期に固定資産譲渡益の計上を見込んでの予想純利益52億円なので、その点は注意が必要でしょう。