ネット証券7社の口座開設数ランキング 2007年11月分

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ネット証券7社の新規口座開設状況(2007年11月分)の順位表を作成しました。

▼ネット証券7社 新規口座開設状況

順位 証券会社名

証券口座純増数
(2007/11)

証券累計口座数 FX口座純増数
(2007/11)
FX累計口座数
SBIイー・トレード証券 13,683
[うち対面取引口座-3,231]
1,589,670
[うち対面取引口座59,280]
非公開
楽天証券 7,708 744,285 非公開
ジョインベスト証券 7,497 198,098 919 9,251
マネックス証券

5,465

807,953

1,947

63,894
松井証券 4,856 708,385 898 44,899
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)

3,710 605,288 1,197 12,881
オリックス証券 990 162,074 336 30,754
合計 43,909
[うち対面取引口座-3,231]
4,815,753
[うち対面取引口座59,280]

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

7社合計での口座増加数は10月の107,839から43,909に減っています。急減している原因ですが、先月の統計には「SBIイートレード証券がSBI証券と合併し、SBI証券の対面取引口座62,511を吸収した数字」が含まれていたからです。

1位はSBIイー・トレード証券になっています。前月に引き続いての首位です。10月の純増数はSBI証券の対面取引部門を除く、ネット証券部門だけの数字で14719となっていました。11月のネット証券部門の純増数は16914になります。2位以下の証券会社に圧倒的な差をつけています。

2位は楽天証券です。前月と同じ順位です。10月の口座純増数は8,394でしたから、11月の数字は不調といえます。ただ、市場全体の値動きが悪かったのでしょうがない部分もあります。

3位はジョインベスト証券です。前月と同じ順位です。9月21日から「現金5000円プレゼントキャンペーン」を開始した効果が出ています。2007年9月21日~2008年3月31日の間に口座を開設し、2008年4月30日までに5万円以上入金すると、現金5,000円がもらえるキャンペーンになっています。
 
なお、10月の口座純増数は7,334でした。

4位はマネックス証券です。前月と同じ順位です。「口座開設で現金3000円プレゼントキャンペーン」の対象者を、イーバンク銀行の口座を持つ人にしぼったわりには健闘しています。なお、10月の口座純増数は5,822でした。

5位は松井証券です。前月と同じ順位です。10月の口座純増数は4,368でした。

6位は三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)です。前月と同じ順位です。10月の純増数は3,680でした。一時は松井証券と競り合っていたのですが、最近はなかなか及びません。

7位はオリックス証券です。前月と同じ順位です。10月の純増数は1,011でした。日経225先物や日経225miniについては価格競争力がありますが、それだけではなかなか個人投資家を取り込めない模様。現物株取引やFXの方でてこ入れが必要でしょう。

ネット証券口座開設数を見ての感想

11月は日経平均株価が16,737円から15,680円に下落、また東証マザーズ指数も944から886と下落しました。市場全体が不調だったわりには、全体の口座開設数はあまり落ち込みませんでした。

それにしてもSBIイートレード証券が強い。他の証券会社は口座開設純増数が10月より減っているのですが、SBIイートレード証券とジョインベスト証券は逆に増えています。

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  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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