10月15日、ゲームソフト大手のカプコン 【東証1部:9697】 の株価が前日比+200 (+6.58%)の終値3,240円と急騰しました。連日の年初来新高値更新です。
任天堂の株価が7万円を越え時価総額も10兆円を突破したということで、任天堂に注目が集まりがちですが、カプコンの株価パフォーマンスもなかなかのものです。
カプコンの株価はサブプライムショックのあった8月17日には1,942円まで下落しましたが、そこから上昇に転じ、今日は3200円を越えました。8月17日からの上昇率は66%に達しています。
元々カプコンは、「モンスターハンター」、「バイオハザード」、「ロストプラネット」、「デッドライジング」、「逆転裁判」といった強力なコンテンツを持っています。
その中のモンスターハンターシリーズですが、カプコンはモンスターハンター3をWiiで発売することにしたと10月10日に発表しました。従来はプレイステーション3で発売するといっていたのですが方針転換になります。PS3よりWiiの方が売れているハードなため、市場からのカプコンの評価が高まり株価上昇に繋がりました。
ヘビーなゲーマーの中では「Wiiのコントローラーでモンスターハンターの操作がスムーズに出来るのか?」といった懸念の声もありますが、株式投資家はそこまで細かいことは気にしていない模様です。
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