9月22日、ジャストシステムの株価が前日比-400円(-18.10%)のストップ安となりました。
ちなみに9月21日も400円値下がりしていました。
以下、ジャストシステムの三ケ月チャートです。
素晴らしく美しい上髭が出現しています。
ジャストシステム株は、9月12日以降、一日10%以上値上がりするのが日常茶飯事というバブリーな状況になっていました。
■参考:ヤフーファイナンス ジャストシステム
株価上昇の要因ですが、ジャストシステムが開発した「xfy」という新技術が大ヒットするのではないかという憶測が市場に広がったためです。
この「xfy」という技術は、ジャストシステムのウェブサイトを読んでも、どんな技術なのかよくわかりません。それが株式市場でウケた理由だと思われます。
「よくわからない → けど、なんかすごそう → 買っとけ」という心理です。
ITバブルのときと同じ心理ですね。「インターネットのことはよくわからんけど、ヤフーの株価は1億円でいいでしょ」みたいな。
これと同じように、バイオ関連銘柄も業務の内容を理解するのが難しいんですが、なんだか期待ができそうなため、割高な株価がつくことがよくあります。
話がそれましたが、ジャストシステムの株価は今月に入ってから明らかにバブル状態にあり、どの投資家が最高値を掴むかという、ババ抜きゲームになっていました。
短期的にみて、ババは9月21日の最高値2,985円だったようです。
チャートを見て、9月21日の夜に信用取引の空売りをしたいなと思ったのですが、ジャストシステムは空売りができません。やっぱり空売りは難しいですね。
魅力的なチャートの株を見つけても、貸借銘柄でかつ取引規制がない状態でないと売れませんから。