SBIジャパンネクスト証券、夜間の私設取引システムを開始

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今日からSBIホールディングスとゴールドマンサックスが出資するSBIジャパンネクスト証券の夜間取引市場「ジャパンネクストPTS」が開始されます。

今日は、まずSBIイー・トレード証券の顧客だけが「ジャパンネクストPTS」を利用することができます。

そして、9月7日よりGMOインターネット証券がジャパンネクストPTSでの取引を開始します。また、楽天証券及びオリックス証券なども取引参加する予定となっており、現在準備を行っています。

また、本日、SBIホールディングスおよびザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクは、ジャパンネクストPTSに協力するネット証券5社に株式の一部を譲渡すると発表しました。譲渡するのは夜間PTS市場「ジャパンネクストPTS」を運営するSBIジャパンネクスト証券の株式です。

以下、SBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋です。

証券会社5社によるSBIジャパンネクスト証券への資本参加について

平成19年8月27日
SBIホールディングス株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:港区六本木、代表者:北尾 吉孝、以下「当社」)及びザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク(本社:米国、以下「ゴールドマン・サックス」)は、本日、双方が50%ずつ出資しているSBIジャパンネクスト証券株式会社(本社:港区六本木、代表者:福士 光徳、以下「ジャパンネクスト証券」)の株式の一部を、ジャパンネクスト証券が運営する私設取引システムにシステム接続を行うネット証券を中心とした証券会社5社に、下記の通り譲渡することとなりましたのでお知らせいたします。

 ジャパンネクスト証券が準備を推進してきた夜間PTS市場「ジャパンネクストPTS」は、本日よりゴールドマン・サックス証券株式会社とSBIイー・トレード証券株式会社が、9月7日よりGMOインターネット証券株式会社が取引を開始し、いよいよ本格的にスタートいたします。また、楽天証券株式会社及びオリックス証券株式会社等も取引参加する予定となっており、現在準備を行っております。

 
今般の譲渡は、これらの取引参加証券会社に対して、当社及びゴールドマン・サックスがジャパンネクスト証券株式を各2.5%ずつ、計5.0%譲渡するものです。これにより、ジャパンネクストPTSにおける各社との協調体制を構築し、より公共性の高いPTS運営を目指していくことになります。

 ジャパンネクスト証券は、新たに出資した各社とともに流動性の向上を図り、投資家にとって利便性の高いPTSへと育成するよう努めてまいります。

【株式譲渡の概要】

譲渡人 : SBIホールディングス株式会社
ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク

譲受人 :
SBIイー・トレード証券株式会社、楽天証券株式会社、
オリックス証券株式会社、GMOインターネット証券株式会社、
SBI証券株式会社

譲渡株式 : SBIジャパンネクスト証券株式会社普通株式

譲渡株式数 :
譲受人1社あたり2,000株
(当社とゴールドマン・サックスより各1,000株ずつ)

譲渡金額 : 譲受人1社あたり1億円(1株あたり50,000円)

株式譲渡契約日 : 2007年8月27日(月)

株式受渡日 : 2007年9月3日(月)

譲渡前持株比率 :
SBIホールディングス株式会社 50%
ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク 50%

譲渡後持株比率 :
SBIホールディングス株式会社 37.5%
ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク 37.5%
SBIイー・トレード証券株式会社 5.0%
楽天証券株式会社 5.0%
オリックス証券株式会社 5.0%
GMOインターネット証券株式会社 5.0%
SBI証券株式会社 5.0%

以上

なお、下記リンク先の記事によれば、「楽天証券とオリックス証券は2008年3月までをメドに取引を開始する見通し」ということです。

SBI、協力5社へ私設取引システム運営子会社の株式譲渡

楽天証券が取引に参入するタイミングが、ジャパンネクストPTSが成功するか否かのキーポイントになると思われます。楽天証券はネット証券業界で売買高が2位であり、影響力が大きいので。

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