米倉涼子さんのテレビCMで有名な楽天モバイル。
前から気になっていたのですが、自分が暮らしている岡山県岡山市が電波のエリア内になっていることに気がついたので、楽天モバイルの端末とSIMカードを契約してみました。
「キャンペーンで基本料金が1年無料」とは思えないほど使えることが分かったので、この記事では楽天モバイルのメリットを解説します。
株式投資とは直接関係がない記事ですが、「楽天モバイルを契約して携帯電話の月額支出を削減 → 浮いた通信料金を株式投資に回す」という選択肢は十分あり得るので、通信料金節約に興味がある方は読んでください。
▼楽天モバイルのメリット (Rakuten UN-LIMIT Vの長所)
▼金銭的なメリット
- 1年間基本料金が無料
- 契約事務手数料が無料。また解約した場合の解約金(契約解除料)は無料。
- Rakuten Linkというアプリを使えば国内の電話がかけ放題
- 楽天回線のエリアなら高速データ通信がほぼ使い放題
- 1年間無料が終わった後でも、高速データ通信がほぼ使い放題にしては安い料金プランになっている
- 新規契約キャンペーンで楽天ポイントがもらえる
▼その他のメリット
- 楽天回線のエリアでない場合auの電波が使える。auの電波でも月5GBまで通信料金が無料。
- auの電波で5GBを使い切っても、最高1Mbpsのダウンロードのスピードが出る。これは動画の視聴以外ではそれほど困らない速度。
- 速度制限されても1Mbpsのスピードが出るのでApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスが使える
- テザリングの利用料金が無料
- 全国に200店舗以上の楽天モバイルショップがある
- 楽天市場で買い物したときのポイントが通常より1%増える
▼楽天モバイルの金銭的なメリット
メリット1 1年間基本料金が無料・・・現在、新規に楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vというプランを契約すると、キャンペーンで1年間基本料金が無料で利用可能です。これは「Rakuten UN-LIMIT」の契約者数が300万人に達するまでの限定特典です。
2020年12月30日に契約者数が200万人を超えたところなので、今月や来月くらいの契約なら、おそらくこの無料キャンペーンには間に合うと思われます。
メリット2 楽天モバイルの新規契約事務手数料は無料になっています。また、仮に途中で解約したくなった場合ですが、解約事務手数料も無料です。なので楽天モバイルの回線は気軽に試すことが可能です。
メリット3 Rakuten Linkというアプリを使えば国内の電話がかけ放題
スマートフォンにRakuten Linkというアプリをインストールして、そのアプリで電話すれば国内の電話料金が無料です。
メリット4 楽天回線のエリアなら高速データ通信がほぼ使い放題
楽天モバイルでは自社でアンテナを建てて電波をユーザーに届けているエリアと、アンテナがまだ建てられていなくてauの電波を借りているエリアがあります。
楽天モバイルのアンテナがあるエリアで、auの電波より安定して楽天モバイルの電波が届く場合は、楽天の回線が使えます。楽天の回線の場合は、高速データ通信がほぼ使い放題です。
なぜ「ほぼ」なのかというと、公式発表ではなくユーザー間での情報交換で、一日10ギガバイトまでは速度制限なしで、それを超えると通信速度が3Mbpsに制限されると言われているからです。
光ファイバーほど規制が緩いわけでなありませんが、1年間無料でこれだけ通信できれば経済的なメリットはあるでしょう。光ファイバーと違って外出先でも使えるわけですし。
メリット5 1年間無料が終わった後でも高速データ通信がほぼ使い放題にしては安い料金プランになっている。
1年間無料が終わった後の月額料金ですが、基本料金は2980円(税抜)です。
これは、今年から開始予定の「ドコモのahamo」「auのpovo」「ソフトバンクモバイルのSoftBank on LINE」と、ほぼ同じ価格帯になります。
ただ、上記の三つのプランは1ヶ月で20GBまで高速通信が可能ですが、楽天モバイルは楽天の回線が使えるエリアなら高速通信がほぼ使い放題です。1日10ギガバイトまで使ったとして、1ヶ月が30日で計算すれば、一月で最高300ギガバイトまで使えるわけです。
楽天モバイルのエリア内に住んでいて、外出先で動画をたくさんみたい人は検討する価値はあります。
メリット6 キャンペーンで楽天ポイントがもらえる・・・楽天モバイルは2020年4月に本格開業したばかりなので、新規のユーザー向けに、常に特典付きのキャンペーンを行っています。
2021年2月2日8時59分までのキャンペーンだと、新規の回線契約で7000円相当の楽天ポイントがもらえます。
また、契約と同時に楽天モバイルが推奨するスマートフォンを買った場合ですが、機種にもよりますが追加で最大で20000楽天ポイントがもらえます。
▼その他のメリット
メリット1 楽天回線のエリアでない場合auの電波が使える。auの電波でも月5GBまで通信料金が無料。
上で書いたとおり、楽天の回線を安定してつかむエリアの場合、楽天モバイルのデータ通信はほぼ使い放題です。
楽天モバイルの電波より、提携先のauの電波の方を安定してつかんだ場合、月5GBある高速データ通信の枠を消費していくことになります。auの電波のエリアでも月5GBまでは1年間無料でデータ通信が利用できます。
メリット2 auの電波で5GBを使い切っても、最高1Mbpsのダウンロードのスピードが出る。これは動画の視聴以外ではそれほど困らない速度。
月5GBある高速データ通信の枠を、月の途中で完全に使い切ったとしても、最高1Mbpsのダウンロードのスピードが出ます。速度制限の上限が128kbpsの場合、スマートフォンで出来ることはほとんどありませんが、1Mbpsの速度が出ればブラウザでウェブサイトを閲覧したり、アプリでニュースを読んだりは普通にできます。
1Mbpsだと動画は低画質でしか見れないですし、ニュースを読んでいるときも画像の表示に少し時間がかかることがありますが、個人的にはそれほど気にならないレベルです。
メリット3 速度制限されても1Mbpsのスピードが出るのでApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスが使える
最近はスマートフォンでApple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスを利用している人が多いですね。
私の生活エリアでは楽天モバイルの電波をつかむと5Mbpsから20Mbpsのスピードが出るので、全く問題なく音楽ストリーミングサービスを利用できます。(youtubeで1080pのフルHD画質の動画を再生することも可能です)
実際にSpotifyやAmazon Musicを使ってみましたが、スマートフォンがauの電波をつかんで1Mbpsの速度しか出なくても、音楽ストリーミングサービスは利用できています。
つまり、楽天モバイルの電波でも、auの電波でもどちらの電波になっても、音楽ストリーミングサービスは利用可能ですし、速度制限がかかってもデータ通信はできるので、音楽は聴き続けられるわけです。
通信料やコストを気にせず、ずっと音楽ストリーミングサービスを利用できるので、楽天モバイルと音楽ストリーミングサービスの相性は非常によいです。
メリット4 テザリングの利用料金が無料
他の携帯電話会社では、テザリングの使用をする際にオプション料金がかかるプランを提供しているところもあります。しかし、楽天モバイルではテザリングを使用するのにオプション料金はかかりません。
私は楽天モバイルでシャープの「AQUOS sense3 lite SH-RM12」というAndroidスマホを買いましたが、この端末で問題なくテザリングが使用できています。テザリングでパソコン、iPhone、iPadなどでデータ通信ができています。
楽天モバイルの電波を掴めばデータ通信がほぼ使い放題なので、外出先で気軽にネットができるようになりました。
メリット5 全国に約200店舗の楽天モバイルショップがある
楽天モバイルは実店舗のショップが2020年春の時点で全国に200以上ありました。
「ドコモのahamo」「auのpovo」「ソフトバンクモバイルのSoftBank on LINE」などはオンラインでの契約が前提になっています。
それらに対して楽天モバイルですが、まずオンラインで契約を試みて手続きが難しいと感じた場合は、実店舗で対面で契約することも可能です。
メリット6 楽天市場で買い物したときのポイントが通常より1%増える
楽天モバイルを契約している人は、楽天市場で買い物したときのポイントが通常より1%増えるという特典があります。もらえる楽天ポイントは期間限定ポイントです。
基本料金無料キャンペーン中の最初の1年間でも、このポイント増量特典は適用されるので、楽天市場でよく買い物をする人は恩恵を受けられます。
▼楽天モバイルを実際に使った感想 まとめ
私は楽天モバイルの4Gの電波が飛んでいるエリア圏内に住んでいますが、屋外ではスマホが問題なく楽天の電波を掴んでいます。
家の中では楽天の電波になったり、auの電波になったりという感じです。
auの電波をつかんだとして一月で5GBの通信容量を使い切ってしまうと、au回線の利用に速度制限がかかってしまいます。なので、家の中での仕事(テレワーク)に使うにはまだ厳しいという印象です。
ただ、速度制限がかかってもブラウザでのニュース記事の閲覧や音楽を聴くには支障ありません。また、少し時間はかかりますが、スマホにインストールしている数百メガくらいのデータ容量のアプリを更新することも可能です。
家の外ではほとんどの場所で楽天回線に繋がっていてデータ通信を自由に使えるので、外出先ではとても快適です。
まだ、自宅の中での楽天の電波が弱いのでメイン回線としては使っていないのですが、楽天モバイルのエリア内に住んでいる人にとってサブ回線として十分使える携帯電話会社だと認識しています。正直、1年間基本料金無料でここまで遊べるアイテムが手に入るとは思っていませんでした。
外出先でデータ通信量を気にせずにyoutubeや音楽ストリーミングサービスが使えるようになったので、非常に楽しいです。
外出先でのデータ通信使い放題に慣れると、やはり以前はどこかで抑制しながらスマホを使っていたことに気がつきますし、その制限から解き放たれた開放感は感じますね。