7月18日、新興市場の株価が壊滅的に暴落しました。以下、主要な市場の指標の一覧です。
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日経平均 14,437.24 -408.00 (-2.75%)
TOPIX 14,410.00 -380.00 (-2.57%)
JASDAQ指数 90.34 -4.37 (-4.61%)
マザーズ指数 1,176.42 -126.84 (-9.73%)
ヘラクレス指数 1,867.68 -203.35 (-9.82%)
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マザーズ指数とヘラクレス指数が10%近くさがっているのには驚かされます。一つの銘柄じゃないですからね。平均で約10%下がっています。数字の後ろに血の色が見えそうです。
今日は、13時ごろにソフトバンクの株価が2000円を割った後、14時ごろには2040円まで回復したので、「13時ごろがセリングクライマックスだったか?」といったん思われました。
しかし、その後ソフトバンクが再び売り叩かれ、あっさり1970円台に下落。ソフトバンクと命運を共にしている新興市場銘柄は崩壊の一途となりました。
ラジオ日経によると「米株式の下落基調やイスラエルのレバノン侵攻による地政学リスクの高まりなどを嫌気して売りが先行」との解説がありましたが、地政学リスクの高まりのせいだったら最近の米国株はもっと下落しててもいいですよね。
日本株がここまで急落するのは、やはり信用取引の買い残の整理がついてないということでしょう。ライブドアショックの後に、リバウンド狙いをして失敗した買い建玉が、最近になって売られていると。
今日は、東証の出来高は概算で20億6384万株と大きかったため、セリングクライマックスの可能性もあるとクロージングベルの出演者が言ってました。しかし、日経平均株価のチャートを見ると下髭が出ていないので、私はその見方には懐疑的です。
ちょっとまだヘッジなしの買い注文オンリーで市場に挑む気にはなれないですね。