12月8日午後、ジェイコムの岡本泰彦社長が、誤発注問題に関してコメントを発表しました。
以下、日経の記事の抜粋です。
ジェイコム岡本社長「誤発注は大変遺憾」
ジェイコム <2462> が8日、東証マザーズ市場に新規上場した。公開価格61万円に対して初値67万2000円となり、その後ストップ安の後、ストップ高となった。誤発注による大量の売りが出たと推測されている。以下はジェイコムの岡本泰彦代表取締役社長の会見要旨。
――本日の新規上場の売買に際して、誤った売り注文が大量に出たと見られている。主幹事証券や東証からどのような話を聞いているのか。
岡本 朝方から買い気配が切り上がっていく中で、突然値段が付いた。主幹事証券や東証からは「一部の証券会社から入力間違いによって大量の売り物が出た」との話を聞いている。直接、売り注文数を聞いたわけではないが、報道等で60万株の売りが出たと聞いた。これは当社の発行株式数の約40倍に達する。過去の誤発注問題(電通の新規上場時)でも、発行株式数を上回った誤発注の売りは例がないと言われた。困惑している。事実関係がわかれば、東証や主幹事証券から内容について報告が来ると聞いている。
――トラブルに巻き込まれた形となったが、心情を教えて欲しい。
岡本 公開価格で購入した投資家の方のためにも、当社の実力を適正に評価した形で株価がついて欲しいと思っていた。私ども事業会社としては、通常のルールに則って上場をした。誤発注が事実ならば大変遺憾と思うし、この要因によって本日の株価全般が下げたならそれもまた遺憾だ。
考えれば考えるほど、強烈な事件です。
そもそも、発行済株式数14,500株なのになぜ60万株の空売り発注ができるのか?
一般投資家に渡った株を市場で全て買い戻すことができるのか?
今日、現物で7251株を発注して約定したら筆頭株主になれたのか?
疑問はつきません。
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