1月9日、ソニーの株価が前日比+340 (+6.53%)の終値5,550円と急騰しました。ゴールドマン・サックス証券が1月5日付でソニーの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げると同時に目標株価に関しても従来目標の5150円から6200円に引き上げたからです。
また、Sony Computer Entertainment America(SCEA)が現地時間の8日、北米で販売しているPLAYSTATION 3の出荷台数が2006年12月31日の時点で100万台を達成したと発表したことも材料となりました。
そんなプレイステーション3ですが、国内での売上は不調とのニュースが本日出てきています。
任天堂「Wii」の販売台数、プレステ3の倍以上
ゲーム雑誌出版会社エンターブレインは9日、主要ゲーム機の2006年12月末までの国内累計販売台数(推計)を発表した。それによると、任天堂の「Wii(ウィー)」が98万9118台で、最大のライバルであるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション(PS3)」の46万6716台に倍以上、差を付けた。
私、1月7日に久しぶりにwanpaku(わんぱく)というゲームショップに行きました。プレステ3はハードディスクドライブ(HDD)が20GBのモデルも60GBのモデルも両方とも在庫がありました。あまり人気がないのかなと思いましたが、実際国内での売上はまだまだのようですね。ちなみに、WiiとニンテンドーDS Liteは売り切れ状態でした。
プレステ3は単純に価格が高いので売れないという側面もありますが、「性能の高さを引き出せるソフトがまだ少ない」というエンターブレインのコメントが日本国内ではよく当てはまっていると思います。
しかし、アメリカでは大手ゲームメーカーのエレクトロニックアーツがアメフトを題材にしたNFL公認のスポーツゲームをプレステ3用に発売していたりするので、PS3の人気は高いようです。
やはりゲームはハードの性能よりソフトのラインナップが重要と感じさせられます。