朝日新聞からネット証券に関するちょっとおもしろい記事が出たので、紹介します。
売買お任せカブロボ・夜間取引 進化するネット証券
朝、家を出る前にパソコンで株取引の自動発注ソフトを起動する。帰宅すると、何件かの売買で利益が出ていた――。ネット専業のマネックス証券は来年、こんなソフト「カブロボ」を発売しようとしている。
ソフトは、早稲田大学系のベンチャー企業と同社が来月から開く「第1回スーパー・カブロボ・コンテスト」に一般投資家が寄せたものから選ぶ。応募は5000本以上になる見込み。実際の相場の動きを映した仮想市場で5000万円を運用して、性能をテスト。収益性や安定性で数本を選び、手ごろな価格で売り出す。
過去2回の実験的なコンテストでは、1位の利益率は年率換算で828%。100万円が1年で928万円になる計算だ。値動きの荒い銘柄の「売られすぎ」の兆候をつかみ、買ったその日に売り抜ける。
なるほど、828%ですか、おそらく信用取引なしのルールでしょうから、その成績はすごいですね。まあ、中にはそんな優秀なカブロボもあると。
でも、ちょっと、「過去のコンテスト」でどの期間を対象に実験を行ったのか気になりますけどね。2005年の後半にやってたとしたら、そりゃ成績もよくなるでしょうし。
あと、儲かるカブロボが出来たとして、みんながそのカブロボを使いだすと成績がどうなるのか、気になるところです。そこまではシミュレーションできませんかね。