10月3日、ジャストシステムが前日比+200円(+13.69%)のストップ高となりました。
理由は、9月30日に行われたジャストシステムと松下電器の裁判※でジャスト社が勝利したためです。
今日は、朝方からストップ高で始まり、取引時間中は値がつきませんでした。
圧倒的な買い注文を残し、ストップ高比例配分となりました。
※ワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」を巡り、松下電器産業が「特許権を侵害された」として、ソフトを開発した「ジャストシステム」に製造・販売の中止などを求めた訴訟のこと。
今年2月の1審判決では、「松下の特許が明らかに無効とは言えない」とした上で、一太郎のヘルプ機能が特許を侵害すると認定されていた。
この一審の判決により、一太郎の販売ができなくなると考えた投資家がジャスト社の株を投売り、株価は急落。以後、半年間、ジャスト社の株価は500円前後の底辺をはうこととなった。
ジャストシステムの株価は、新技術xfyのブームが落ち着き、9月22日に年初来高値をつけて以降急落していましたが、今回の逆転勝訴でまたおもしろい相場になってきました。
といっても完全なマネーゲームの世界に入っていますから、ザラ場を見れない一般の投資家は絶対に手を出すべきではないでしょう。