東証における株取引でIOC注文が可能に

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東京証券取引所が2011年1月24日から、IOC注文と呼ぶ新しいタイプの株式注文を受け付けると発表しました。

IOC注文とは「Immediate or Cancel order」の略称で、発注したときの指定価格か、それよりも有利な値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させ、成立しなかった注文数量を失効させる条件付注文です。

以下、東証証券取引所ウェブサイトのPDFからの抜粋です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

IOC注文の概要-リーフレット 【PDF】

IOC注文の提供を開始

  • 平成23年1月24日から、新たな条件付注文の種類としてIOC注文の提供を開始いたします
  • 対象は全ての現物(株式・CB等)のオークション取引です。
  • 現在提供している条件付注文(寄付条件付注文・引条件付注文・指値できずば引成行注文)に加えて、新たな条件付注文の提供により、投資家の皆様にとって更なる利便性の向上が期待されます。

IOC注文 (Immediate or Cancel order)

IOC注文とは、指定した値段かそれよりも有利な値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させ、成立しなかった注文数量を失効させる条件付注文です。

以下のようなケースにおいて、通常の注文とは異なり、IOC注文で発注した場合には、発注した注文の一部は約定し、成立しなかった注文数量は失効します。

<続きはPDFの画像をご覧下さい>

~~~以上、東証ウェブサイトのPDFからの抜粋~~~

日経新聞が12月25日に配信した記事によると、このIOC(アイオーシー)注文は、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)が導入を予定しているということです。

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)から正式なリリースが出たら、また当サイトで、記事として取り上げる予定です。

▼参考 日経新聞ウェブサイトより抜粋

東証、新タイプの注文受け付け

2010/12/25 1:19

~~~前略~~~

個人投資家向けにもauカブコム証券(旧カブドットコム証券)などが注文を取り次ぐ。利便性を向上させて投資家を呼び込む狙いだ。

コンピューターを使った高速売買を手がける投資家は発注後に相場状況が変わればすぐ取り消すのが一般的で、こうした投資家はIOC注文を利用すれば取り消す手間を省ける。

取り消し注文を多発すると「見せ玉」と呼ばれる不公正取引の疑いをかけられる場合もあったが、そうした懸念も避けることができるという。

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