3月6日、マネックスグループ 【東証1部:8698】の株価が前日比-1,840円(-7.41%)の終値23,000円と大幅に下落しました。
読売新聞が「日興シティホールディングスがマネックス株を売却する方針を固めた」と報じたからです。日興シティホールディングスはマネックスグループの筆頭株主で、26.29%のマネックスグループ株を保有しています。
以下、読売新聞のウェブサイトからの抜粋です。
米政府の管理下で経営再建中の金融大手シティグループが、保有する日本のインターネット証券マネックスグループ株を売却する方針を固めたことが5日、分かった。
~~~中略~~~
日興グループの日興ビーンズ証券と2004年に経営統合したことから、現在は、シティの日本での証券事業を統括する日興シティホールディングスが、約26%のマネックス株を保有し筆頭株主となっている。
インターネット証券各社は、08年4~12月期決算で軒並み経常減益になったが、昨秋からの株価下落局面では「買い時」と判断した個人投資家の口座開設が急増するなど、リテール(個人、小口取引)で独自の強みを持つ。
シティの売却方針を受け、他のネット証券や、リテール証券強化を狙う大手金融機関などがマネックス株獲得に動く可能性がある。
(2009年3月6日03時09分 読売新聞)
もし、日興シティホールディングスがマネックス株の売却に動けば、ネット証券業界の業界再編に繋がる可能性もあります。日興シティホールディングスに動きがあったら、また当サイトの記事の中で取り上げる予定です。
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