4月18日、カプコン 【東証1部:9697】の株価が前日比+55 (+2.96%)の終値1,912円と上昇しました。前日17日に2007年3月期の業績上方修正を発表したからです。連結経常利益は従来予想の80億円から101億円になります。
同社は修正の理由として、コンシューマ用ゲームソフト事業において、Xbox 360向け「デッドライジング」および 「ロスト プラネット」がグローバルでミリオンセラーを達成するなど好調に推移したことや、 国内でも「プレイステーション・ポータブル」向け「モンスターハンターポータブル 2nd」が ミリオンセラーを達成したことなどにより、売上および利益が増加したと述べています。
国内向けソフトと国外向けソフトの両方でミリオンセラーが出せる体質になったことが業績向上に繋がりましたね。
日本人にはなかなか想像がつきませんが、アメリカにおいてXbox360は数百万台売れているヒット商品です。次世代ゲーム機の中で一番売れています。カプコンはその流れを見越し、Xbox360用に「デッドライジング」と「ロストプラネット」を投入。ミリオンセラーを記録しました。
カプコンは今後、プレイステーション3では、MONSTER HUNTER3(モンハン3)やデビルメイクライ4でヒットを出せるでしょう。あとは、ニンテンドーDSで大ヒットを出すことができれば死角はなくなるのですが・・・。
▼参考
以下、カプコンのIRページからの抜粋です。
各 位
会社名 | 株式会社カプコン |
代表者名 | 代表取締役社長 辻本 憲三 |
(コード番号: 9697 東証・大証第1部) | |
連絡先 | 広報・IR室 |
電話番号 | (06)6920-3623 |
業績予想の修正に関するお知らせ
平成18年10月12日に公表いたしました平成19年3月期(平成18年4月1日~平成19年3月31日)個別業績修正予想および平成19年2月2日の第3四半期決算発表時に公表いたしました平成19年3月期(平成18年4月1日~平成19年3月31日)の連結業績予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。
記
1. 連結業績予想の修正(平成18年4月1日~平成19年3月31日)
売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | |
前回予想(A) | 69,600 | 8,000 | 4,400 |
今回修正(B) | 74,400 | 10,100 | 5,600 |
増減額(B)-(A) | 4,800 | 2,100 | 1,200 |
増減率(%) | 6.9 | 26.3 | 27.3 |
(ご参考) 前期実績(平成18年3月期) | 70,253 | 7,016 | 6,941 |
2. 個別業績予想の修正(平成18年4月1日~平成19年3月31日)
売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | |
前回予想(A) | 55,700 | 5,100 | 2,600 |
今回修正(B) | 55,700 | 6,100 | 3,100 |
増減額(B)-(A) | – | 1,000 | 500 |
増減率(%) | – | 19.6 | 19.2 |
(ご参考) 前期実績(平成18年3月期) | 53,925 | 5,624 | 5,675 |