楽天証券のユーザーが楽天銀行の口座を開設すると、証券取引口座と銀行口座を連携させるマネーブリッジというサービスが利用可能です。
マネーブリッジの主なメリットは下記の二つです。
- 優遇金利があります・・・マネーブリッジを設定した銀行口座に預けている普通預金に関しては金利に優遇があり、年率0.10%(税引き前)、税引き後で0.079%の金利が適用されます。
- 自動入出金(スイープ)が使えます・・・株の買付は通常、「銀行口座から証券取引口座にお金を入金 → 証券取引口座から株の注文」という手順を踏みます。しかし、スイープ機能を使うと、楽天銀行に残高があれば、銀行口座から証券取引口座にお金を入金するステップを省略して、楽天銀行の預金残高で株の買付の発注が可能です。
このマネーブリッジですが、以前から楽天証券の日本株取引では自動入出金(スイープ)が使えていました。
それが、2021年4月4日から、米国株の買付でもスイープが使えるようになりました。
マネーブリッジ「自動入出金(スイープ)」を設定している場合、事前に資金を証券口座に入金をすることなく、注文時に自動的に楽天銀行口座の資金を買付代金に充当することができます。
ただし、円貨決済の買付注文のみ対応です。楽天銀行に米ドルではなく、日本円を預けていないとスイープは使えません。
なお、米国株の買付のスイープ機能について詳細が気になる方は、下記リンク先の楽天証券の発表文をご覧ください。
楽天証券×楽天銀行口座連携サービス「マネーブリッジ」、
自動入出金(スイープ)機能が米国株式取引に対応
– 米国株式の購入時にも証券口座への入金手続き不要で、銀行口座から自動入金 -【PDF】