5月7日、東証において石油関連銘柄の株価が急騰しました。以下、石油関連大型株の本日の値動きです。
5月7日終値 | 前日比 | 会社概要 | |
国際石油開発帝石ホールディングス(株) 【東証1部:1605】 | 1,280,000円 | +150,000 (+13.27%) | 純粋持株会社。傘下に国際石油開発と帝国石油。原油・ガスの生産で世界の中堅規模に |
新日本石油(株) 【東証1部:5001】 | 774円 | +56 (+7.80%) | 石油精製・販売大手。総合エネルギー企業と上流から下流の一貫操業体制を目指す |
新日鉱ホールディングス(株) 【東証1部:5016】 | 671円 | +45 (+7.19%) | 持株会社。ジャパンエナジーと日鉱金属が統合。石油と金属の両輪経営。外国人保有比率高い |
出光興産(株) 【東証1部:5019】 | 9,760円 | +1,000 (+11.42%) | 石油元売り2位。石油化学、高機能樹脂に定評。後入れ先出し方式で原油在庫損益出ない |
5月6日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場が一時1バレル=122.73ドルまで上昇したことが、日本の石油関連銘柄の株価に好影響をもたらしました。
以下、ロイター通信のウェブサイトからの抜粋です。
[東京 7日 ロイター] 原油価格の勢いが止まらない。原油先物は1バレル=120ドルを突破し、それを受けて石油株が幅広く買われている。ただ、原油高は必ずしも元売各社のガソリンなどのマージン改善に繋がるわけではなく、ここでの上昇は割安に放置されていた修正の動きとの見方が出ていた。
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、3営業日続伸、米国産標準油種WTIの中心限月6月物が一時1バレル=122.73ドルまで上昇、取引時間中の史上最高値を連日更新した。
アフリカ最大の産油国ナイジェリアでの油井爆破をきっかけとした供給懸念の高まりが上昇の理由となったが・・・
個人的には、早めに東証に原油価格連動のETFが上場してほしいと思っています。まあ、上場する頃には、原油相場が天井をつけているかもしれませんが。
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