2月7日、経済産業省の北畑隆生事務次官が講演会で、個人投資家のデイトレーダーについて「バカで浮気で無責任」などと発言していたことが判明しました。以下、朝日新聞のウェブサイトからの抜粋です。
講演会は1月25日、都内のホテルで開かれ、経産省所管の財団法人・経済産業調査会が主催。企業関係者ら約130人が無料で参加し、北畑氏が買収防衛策などをテーマに約2時間話した。
北畑氏はデイトレーダーについて「経営にまったく関心がない。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主の典型だ。バカで浮気で無責任というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない」と発言。デイトレーダーに適した株式として、配当を優遇する代わりに議決権のない「無議決権株式」を挙げ、上場解禁を唱えた。
この北畑事務次官の失言に関して、ジェイコム男B・N・F氏が夕刊フジのインターネット版といえる「ZAKZAK」でコメントを述べています。興味がある人は、下記リンク先をクリックして下さい。
北畑事務次官は株取引をやったことがないのかもしれませんね。株式市場における流動性(市場での取引量)が高まることの重要さがわかっていません。
金融商品を買うときは、誰だって現金に換金しにくいものより換金しやすいものを好むでしょう。取引量が少ない金融商品は換金がしにくいので、ますます取引が減り値段が下がるという悪循環に陥りがちです。
デイトレーダーは株式市場の取引量を増加させています。私はデイトレーダーではありませんが、株取引は行っていますから株式の流動性を高めているデイトレの恩恵を受けていると思っています。
※BNFさんについて詳しく知りたい方は、下記のリンク先をクリックして下さい。関連記事を多数収録しています↓