1月8日、ソニー 【東証1部:6758】の株価が前日比+200 (+3.43%)の終値6,030円と堅調でした。
ここのところ、アメリカの映画大手の中で次世代DVD規格のHD DVD陣営から撤退し、ソニー率いるブルーレイ方式に鞍替えする企業が相次いでいるからです。
まず、1月7日には、米映画大手ワーナー・ブラザースがブルーレイ支持を表明しました。以下、AFPBB Newsからの抜粋です。
【1月7日 AFP】次世代DVDをめぐる規格争いで米映画大手ワーナー・ブラザース(Warner Bros.)がブルーレイ(Blu-ray)支持を表明したことを受け、対立するHD DVD陣営に動揺が広がっている。
ワーナー・ブラザースはハリウッド映画のDVD販売最大手。東芝(Toshiba)率いるHD DVD陣営から撤退し、今後はソニー(Sony)率いるブルーレイ方式のみでDVDをリリースすると4日に発表した。
また、8日付けの英フィナンシャル・タイムズ紙が米映画大手のパラマウント・ピクチャーズ がHD DVD規格の単独支持を撤回して、ブルーレイ規格に鞍替えする見込みだと報じました。以下、ロイター・ニュースからの抜粋です。
パラマウントも次世代DVDでHD─DVD陣営離脱の可能性=英FT紙
[ニューヨーク 8日 ロイター] 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版の記事によると、米大手映画会社ワーナー・ブラザーズ(TWX.N: 株価, 企業情報, レポート)が東芝などの推す次世代DVD規格「HD―DVD」陣営から離脱し、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)などが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」規格の支持に回ったことを受け、パラマウントもBD陣営に参加し、次世代DVD規格をめぐる勝負に決着が付く可能性がある。
これで次世代DVDの勝利者はブルーレイ陣営で決まりそうです。ソニーにしてみれば、この流れにのってブルーレイディスクの再生ができるPS3を拡販したいところでしょう。