1月25日、ソフトバンクモバイルがホワイトプラン向けの新しい割引サービスについて発表を行いました。名前はWホワイト(ダブルホワイト)です。Wホワイトは月額980円で、国内あての通話料が30秒当たり21円から10.5円に割引されるサービスとなっています。
以下、ソフトバンクモバイルウェブサイトのPDFからの抜粋です。
ソフトバンクモバイル、割引サービス「Wホワイト」を3月1日より発売開始
プラス980円で、通話料10.5円/30秒になる「Wホワイト」販売開始
ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫正義)は、発売以来好評いただいている「ホワイトプラン」について、国内通話料が半額の10.5円/30秒(税込)となる割引サービス「Wホワイト」を3月1日(木)より販売開始します。「Wホワイト」は、定額料980円/月(税込)で、「ホワイトプラン」専用の割引サービスです。
「Wホワイト」加入時は、国内TVコール(テレビ電話)通信料/64Kデジタルデータ通信料についても、半額の18.9円/30秒(税込)となります。
なお、現在ソフトバンク携帯をご利用中のお客さまの「Wホワイト」への加入は、2月21日(水)より先行受付いたします。
「Wホワイト」の概要は、以下のとおりです。
1.名称: Wホワイト
2.定額料: 980円/月(税込)
3.割引内容:
相手先/時間帯 | 割引前 | 割引後 |
---|---|---|
ソフトバンク携帯電話宛(1~21時) | 無料 | 無料 |
ソフトバンク携帯電話宛(21~1時) | 21円/30秒(税込) | 10.5円/30秒(税込) |
上記以外 | 21円/30秒(税込) | 10.5円/30秒(税込) |
相手先/時間帯 | 割引前 | 割引後 |
---|---|---|
相手先/時間帯に関係なし | 37.8円/30秒(税込) | 18.9円/30秒(税込) |
4.販売開始時期: 2007年3月1日(木)
なお、現在ソフトバンク携帯をご利用中のお客さまは、自動音声応答サービス(*5535<フリーコール>)およびオンラインサービス「My SoftBank」(パソコンおよび携帯電話)にて2月21日(水)より先行受付。
ただし、契約変更/機種変更/買い増しを伴う場合は3月1日からの受付。
以上
~~~以上、ソフトバンクモバイルウェブサイトのPDFからの抜粋~~~
▼Wホワイトの発表文を見て個人的な感想
率直に言って「安いな」という印象を受けました。ホワイトプランにWホワイトをつけると、国内あての通話料が30秒当たり10.5円になるわけです。月額基本料金は「ホワイトプラン980円+Wホワイト980円」でわずかに1960円(税込)です。
この基本料金で30秒当たり10.5円という通話料はなかなか画期的です。例えば、NTTドコモの場合、30秒当たり10.5円となる料金プランはタイプLになります。タイプLの月額基本料金は割引サービスを付けないと税込10,080円です。新いちねん割引とファミリー割引をつけると税込6,552円です(無料通話6300円分付き)。
auの場合、似たようなプランとしてはプランLがあります。通話料は30秒/12.6円(税込)となっています。プランLの月額基本料金は割引サービスを付けないと9,975円(税込)です。「MY割」か「年割+家族割」を付けると6,333円(税込)になります(無料通話6,615円分付き)。
ドコモやauでも無料通話を必ず使いきっているという人にとっては、ソフトバンクのWホワイトは大して魅力がないかもしれません。しかし、月によって通話時間が大きく変動するという人にとっては、通話した分だけ料金を払えばいいWホワイトはメリットがあると思われます。
ちなみに私はauとソフトバンクの携帯を持っていますが、Wホワイトが始まったらauを解約しようかと少し悩んでしまいます。月によって通話時間に波があるので無料通話分がないWホワイトは魅力的です。ただ、当サイトで何度も書いていますが、私はソフトバンクで輻輳が起こらないか心配しているので、結局auを持ち続けるかもしれません。