電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、本日、東京新聞から続報が出ました。以下、東京新聞のウェブサイトからの抜粋です。↓
OHT株問題 証券数十社、損失130億円 監視委検査『不自然取引見抜けず』
電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)の株価が暴落した問題で、信用取引の代金不払いから証券会社が被った損失は約百三十億円に上ることが十四日、証券取引等監視委員会の調べで分かった。
監視委は安易に信用取引で多額の取引をさせていた証券会社側の顧客管理に不備があった可能性が高いと判断、同社株取引にかかわった証券会社の検査を始めた。
OHTの株価操縦事件は、以前当サイトでお伝えした読売新聞の報道によると、椿康雄弁護士が他人名義の口座を複数作って行ったようです。
証券取引等監視委員会の調べによると、弁護士は知人の名義などを使って約三十社の証券会社に計約百七十の口座を開設して取引を行っていたとのこと。そこまでは判明しているのですが、行方をくらました弁護士が現在どこにいるのかまではまだ判っていません。
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