▼「ホワイトプラン + Wホワイト」が携帯電話業界に与える影響について考察してみました。
↓Wホワイトを導入することによって、ソフトバンクモバイルに生じるメリットとデメリット
メリット
- 新規顧客契約数の増加
- 既存顧客がホワイトプランに変更することにより解約が減少
デメリット
- 既存顧客が「ホワイトプラン+Wホワイト」に変更することによりARPU(1契約あたりの売上額)の低下を招く可能性あり
- 通話料の増加で輻輳の発生が懸念される
ゴールドプランは実質値下げではなかったのでARPUは下がらなかったでしょうが、「ホワイトプラン+Wホワイト」は値下げと捉えていいでしょう。ARPUは低下すると思われます。顧客数の増加でARPUの低下をどれだけカバーできるかが、今後のソフトバンクの株価にとってキーポイントになります。
ちなみに、消費者から見ればauやNTTドコモに値下げをしてもらいたいものですが、番号ポータビリティで余裕の1位のauは値下げをする可能性が低いと思われます。
「既存のユーザーに支持されていて解約率が低いau」と「低価格路線のソフトバンク」に囲まれてドコモは大変ですから、ドコモの値下げに期待したいところです。