ネット証券の口座開設数ランキング 2006年12月分

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ネット証券8社の新規口座開設状況(2006年12月分)の順位表を作成しました。ご覧下さい↓

▼ネット証券8社 新規口座開設状況

順位
証券会社名

証券口座純増数
(2006/12)

累計口座数
SBIイー・トレード証券 12,428 1,351,576
楽天証券 6,860 645,414
松井証券 6,408 644,847
マネックス証券 5,884 719,785
auカブコム証券(旧カブドットコム証券) 5,169 542,990
ジョインベスト証券 4,903 75,562
オリックス証券 868 139,848
ライブドア証券 -1,753 196,915

▲2007.1.12 クローズアップ株式作成

  • 前月に引き続き口座開設純増数1位はSBIイートレード証券になっています。前月の増加数が12,831だったので、12月の口座開設純増数はほぼ横ばいだったことになります。2月から逆指値が使えるようになる予定ですが、この効果が出るのは今月からでしょうか。

  • 前月に引き続き2位の楽天証券ですが、2006年10月にマーケットスピードの新バージョンをリリースしました。しかし、その効果が薄れたのか口座開設純増数は約13%のダウンになっています。

  • 前月に引き続き3位の松井証券ですが、2006年11月16日に「一般信用取引(無期限信用取引)の手数料有料化」と「現物取引の日計り片道手数料無料を廃止」すると発表しました。そのため11月の口座開設純増数は20%以上のダウンでした。12月はやや落ち着きを取り戻しましたが約9%のダウンとなっています。

  • 4位のマネックス証券ですが、前月5位からランクアップです。口座開設純増数は前月より約8%伸びました。マネックスナイターの手数料が無料というキャンペーンを3月30日まで延長した効果が出たようです。

  • 5位のauカブコム証券(旧カブドットコム証券)ですが、前月4位からランクダウンです。夜間取引開設以来あまり大きな動きがないこともあり、口座開設純増数でジョインベスト証券にかなり追い上げられています。

  • 前月に引き続いて6位のジョインベスト証券ですが、口座開設純増数は前月より伸びており、カブドットコムに肉薄しています。2007年2月に無料のトレーディングツールを導入すると発表したことに加え、[新規口座開設をして5万円入金すると5000円がもらえるキャンペーン]を開始したことが口座開設増加に繋がりました。なお、キャンペーンは期間限定で締切りは2007年3月30日となっています。

  • 前月に引き続いて7位のオリックス証券ですが、口座開設純増数の伸びがかなり鈍化しました。日経225miniに力をいれていますが、そろそろ株式の方でも新しい試みがほしいところです。

  • 8位のライブドア証券は、休眠口座を閉鎖していっているのか、口座数が減少しています。

  • ネット証券全体を見ての感想ですが、口座開設純増数はかなりひどかった11月よりさらに悪くなり、2006年で最悪でした。ただ、全体の売買高は11月より12月の方がアップしており、売買高に関しては最悪期を脱した印象を受けています。

    記事下

    ▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

    私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

    • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

    • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

    • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

     

    ※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

    ※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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