4月21日、日経平均株価は前日比+86円と堅調でした。しかし、新興市場は暴落。
JASDAQ平均 -35.07 (-1.32%)
マザーズ指数 -89.30 (-5.00%)
ヘラクレス指数 -150.06 (-5.05%)
新興市場の主力株である下記の銘柄の株価が急落したインパクトは大きかったと思います。
イートレード証券前日比-19,000円 (-9.18%)
インデックス前日比-18,000円 (-10.84%)
USEN前日比-400円 (-16.70%)
まずイートレード証券ですが、ネット証券業界を取り巻く環境が一時的に厳しくなっています。昨年に比べ市場全体で出来高が減っているのに加え、オンライン証券各社の手数料値下げ合戦が激しくなっています。
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さらに今年中に「野村證券系のジョインベスト証券」と、GMOインターネット証券がオンライン証券業界に参入するので、最近のオンライン証券各社の株価は冴えませんね。
また、インデックスとUSENですが、なにが悪いって決算が悪い。両社大幅な下方修正ですから。
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両方とも、高PERな銘柄なので今回の下方修正で、普通のPERに向かって株価が動いているのでしょう。高PER銘柄(市場の期待の高い銘柄)のおそろしさですね。