7月3日、JAL(日本航空)の株価が前日比-14円 (-4.88%)の終値273円と大幅に下落しました。
6月30日に同社が、「7月下旬に公募増資を実施、7億株を発行して、最大2000億円程度を調達する」と発表したことが嫌気されたからです。
現在の日本航空の総発行株式数が1,982,383,250株(20億株弱)ですから、7億株の公募増資は相当なインパクトがありますよね。30%以上の株式希薄化が起こるわけです。今日の株価ですが、正直、-4.88%でよく踏みとどまったなと思います。
今回の増資ですが、経営陣の迷走のツケが既存株主に回ってきたわけで、日本航空大株主の糸山英太郎氏なんか今頃怒ってるんじゃないでしょうか。