任天堂のゲームソフト「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」が発売1ケ月で百万本の売り上げを突破したとのことです。
上記のソフトは、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けで、計算や漢字の問題を解いていくと「脳年齢」が表示されるゲームです。松嶋菜々子がゲームに挑戦するテレビCMが放映されていますよね。
東北大学の川島隆太教授の監修で昨年発売された第1作「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、累計販売本数が170万本を越えています。
任天堂の岩田聡社長は、前々から「今のゲームは難しすぎる」と、初心者離れによるゲーム業界の衰退を懸念していました。ニンテンドーDSや「脳を鍛えるシリーズ」は、マニアックなゲームに対するアンチテーゼであります。今のところ、岩田社長の戦略が功を奏しています。
今年は、任天堂の次世代ゲーム機「レボリューション」やソニーコンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代ゲーム機「プレイステーション3」(PS3)の発売が予定されているので、ゲーム業界も久しぶりに活況を呈すかもしれません。
■当サイト関連記事
家庭用ゲーム関連銘柄の一覧