10月24日から携帯電話の番号ポータビリティ制(MNP)が始まります。消費者(携帯電話ユーザー)の番号持ち運び制度利用意向についてのアンケート調査結果が出てきてます。
ロイターの調べによるとMNPの利用意向はアンケート回答者全体(1315人)の22%で、サーベイリサーチセンターの調べによると6,107人のうち10.9%です。ロイターの22%という結果はちょっと多過ぎる気がしますね。10%いけばいい方じゃないでしょうか。
ちなみに、両方のアンケートの結果では、ソフトバンクからの他のキャリアへ移りたい人が多くなっています。私は一カ月前までは、ソフトバンクからユーザーが大量流出してNTTドコモやKDDIのauに移ると予想していました。
しかし、1週間ほど前に家電量販店の店頭で、3社の端末を見比べてみたのですが、予想外にソフトバンクの端末に魅力的なものが増えています。私はauユーザーですが、冬モデルに関してはソフトバンクフォンの方に惹かれる端末が多かったんですよ。ボーダフォン時代にはこういうことはありませんでした。
ソフトバンクは端末のレベルを上げてきましたし、また、本日新しい料金プランを発表しています。ソフトバンクからユーザーが大量流出するという私の予想は外れるかもしれません。それでも、auやドコモの方が優勢だろうとは思いますが。
23日22:15追記:
ソフトバンクの新料金体系の発表をよく読んでみると、孫社長が価格破壊を起こすつもりだということに気づきました。移動通信業界もおもしろくなってきましたね。
▼以下、ソフトバンクモバイルのリリースから抜粋
ソフトバンクモバイル、通話料・メール代0円の「予想外割」など携帯電話の新料金施策を発表
通話料0円、メール代0円の「予想外割」スタート!
~予想外の「ゴールドプラン」に加え、幅広いニーズにこたえる「オレンジプラン」「ブループラン」も提供開始~ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫正義)は、ソフトバンク携帯電話への通話料※1やメール代※2が0円となる「予想外割」をはじめ、新しい料金施策を2006年10月26日(木)より導入します。
「予想外割」は、新料金プラン「ゴールドプラン」と「新スーパーボーナス」「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」の3つで構成され、ソフトバンク携帯電話への通話料※1とメール代※2が0円になるほか、「ゴールドプラン」の月額基本使用料9600円(税込)がいきなり70%OFFの月額2880円(税込)に※3、さらに月額基本使用料とパケット定額料が最大2か月※40円になる※3など、まさに“予想外”の新料金施策です。
また、このたび導入する新料金プラン「オレンジプラン」「ブループラン」では、他携帯電話事業者が提供中のほとんどの料金サービスメニューを包含する※5多様なメニュー(料金プラン:18プラン、割引等サービス:24サービス)を用意しました。なお、18の料金プランはいずれも、月額基本使用料を他事業者の同等プランより210円(税込)安く※5設定しました。また「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」の一環として、他事業者での利用期間を引き継げることとします。これにより「携帯電話番号ポータビリティ」(MNP)の“既契約の割引サービスが移行できない”というひとつの課題を実質的に解消します。
今後も、従来の常識を覆す、ソフトバンクの“予想外”な動きにご期待ください。ソフトバンクは、これからもお客さまの立場に立ったサービスを提供できるよう努めてまいります。※新料金施策の詳細は、別紙をご参照ください。
※1 ソフトバンク携帯電話への音声通話が対象。なお、21時から0時台のソフトバンク携帯電話への通話が1請求月内に最大200分(累計)を超過した場合、超過分は30秒毎に20円かかる。また、国際サービスは無料対象外。
※2 SMSが対象。S!メールの送信・読出には料金がかかる(受信通知は無料)。また、国際サービスは無料対象外。
※3 「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」は、2006年10月26日~2007年1月15日まで。「いきなり70%OFF」「月額基本使用料・パケット定額料最大2か月0円」はキャンペーン期間内のゴールドプランへの加入が必要。また、ゴールドプランの加入は「新スーパーボーナス」への加入が必要。
※4 お客さまの加入日、料金のお支払い日によって2か月未満となる場合がある。
※5 2006年10月22日現在(当社調べ)。以上
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