10月6日、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株価が前日比+12,000円(+5.77%)の終値220,000円と急騰しました。
6日の朝、同社が運営する夜間取引市場に、ゴールドマンサックス証券、三菱UFJ証券、BNPパリバ証券が参加すると発表したからです。夜間取引の取引量増加の期待が高まりました。以下、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のウェブサイトからの抜粋です。
2006年10月6日
夜間取引市場「kabu.comPTS」への三証券の参加について
~ 三菱UFJ証券、ゴールドマン・サックス証券、BNPパリバ証券と詳細協議開始。今後も順次協議先が加わる予定。~auカブコム証券(旧カブドットコム証券)株式会社は、三菱UFJ証券株式会社、ゴールドマン・サックス証券株式会社、ならびにBNPパリバ証券会社との間で、自社の運用する私設取引システム、夜間取引市場「kabu.comPTS」への参加を前提とした具体的協議を開始することに合意いたしました。また、上記以外にも複数の証券会社と参加の検討を進めており、今後順次、参加予定の証券会社を増やしていく方針です。
■三証券会社との基本合意
今回、夜間取引市場「kabu.comPTS」への参加協議開始にあたっての合意書を締結したのは以下の三証券会社です。今後、注文の取次ぎ方法などについてより詳細事項を協議し、本年中を目処として準備が整い次第、夜間取引市場「kabu.comPTS」への取次を順次開始する予定です。
・ 三菱UFJ証券株式会社
・ ゴールドマン・サックス証券株式会社
・ BNPパリバ証券会社■今後の参加予定について
上記三証券会社以外にも複数の証券会社と夜間取引市場「kabu.comPTS」への参加の検討を進めており、今後順次、参加予定証券会社を増やしていく方針です。夜間取引市場「kabu.comPTS」は、内閣総理大臣の認可に基づき平成18年9月15日より開設いたしましたが、現在はauカブコム証券(旧カブドットコム証券)に口座を開設した顧客のみが参加できる市場となっております。
当社では、市場での円滑な取引のためには取引の流動性確保が重要であり、そのためには個人投資家の注文以外にも多様な取引フローを取り込むことが有用であると考えております。今般、具体的協議を開始いたしました三社にとってもそれぞれの自社勘定や顧客勘定などの取引機会の増加に繋がることから、当社によるPTS認可の取得以降、各社と検討をおこなってまいりましたが、今回、参加を前提として詳細協議を開始することについての合意にいたったものです。
現在、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の夜間取引システム「kabu.comPTS」では300銘柄の取扱いがあります。私は毎日売買状況の結果を眺めていますが、ここ一週間くらいは一日あたり50~60銘柄しか取引が成立していません。
証券会社の参入により取引が活発になることに期待したいと思います。