2015年8月24日、SBI証券が証券取引口座開設時の本人確認書類WEBアップロード機能を導入しました。
本人確認書類WEBアップロード機能の導入により、ネット上のやりとりだけで本人確認書類のデータをSBI証券に届けることができるようになったので、証券取引口座の開設が簡単になりました。
2015年8月23日までは、個人投資家がSBI証券で証券取引口座を開設しようとした場合、運転免許証などの本人確認書類を郵送でSBI証券に届ける必要がありました。
2015年8月24日から、スマートフォンなどの携帯電話で撮影したり、パソコン用のスキャナで取り込んだりした本人確認書類の画像を、インターネット経由でSBI証券に届けることが可能になりました。
このネット経由で画像データをSBI証券に届けるシステムのことを「本人確認書類WEBアップロード機能」と呼んでいます。
以下、SBI証券の親会社であるSBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋です。
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口座開設時の本人確認書類WEBアップロードおよび自動文字認識機能導入のお知らせ
~インターネット上だけでお手続きが完結!最短3営業日からお取引が可能!~2015年8月24日
株式会社SBI証券
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」という。)は、2015年8月24日(月)より、口座開設時の本人確認書類WEBアップロードおよびOCR(光学文字認識)機能[※1]を導入することとなりましたので、お知らせいたします。
昨今の変動の大きい相場を背景に、お客さまよりできるだけ早く口座を開設し取引をはじめたいとの要望をいただいております。このたび導入する本人確認書類アップロード機能により、これまで郵送にてお客さまにご提出いただいておりました本人確認書類を、口座開設申込時にWEB上でアップロードによりご提出いただくことが可能となります。
本人確認書類をお送りいただく手間が省けることで、最短3営業日目でお取引が可能になります。また、OCR機能により、運転免許証に記載されている氏名等をお申込みフォームの一部に自動で反映することが可能になり、入力時の負担を軽減いたします。
当社は、お客さまの口座開設時の利便性の向上のため、証券総合口座においては2011年にインターネット上での口座開設お申込み手続きである「EXPRESS口座開設サービス」を開始、NISA口座においては主要ネット証券初[※2]となる「住民票取得代行サービス」を開始するなど、お客さまのニーズにお応えするべくさまざまな取り組みを行ってまいりました。そのような取り組みを多くのお客さまにご支持いただいた結果、2015年7月末時点で証券総合口座330万口座、NISA口座71万口座を突破し、ともに主要ネット証券中[※]2第1位となっております。
当社は、今後も「顧客中心主義」の経営理念のもと、今後もさらなる改善を実施し、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に努めてまいります。
■ オンライン口座開設の流れ(イメージ)
※1 OCR(光学文字認識)機能とは、手書きの文字や印刷された文字を読み取り、データと照らし合わせ文字を判断し、電子テキスト化する機能のこと。
※2 比較対象範囲は、主要ネット証券5社との比較となります。「主要ネット証券」とは、口座開設数上位5社のSBI証券、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)、松井証券、マネックス証券、楽天証券(カナ順)を指します。住民票取得代行サービスにおける「主要ネット証券初」は、金融商品仲介業や対面などの申込手続きを限定するものを除くもの。(2015年8月24日現在、各社公表資料等より、SBI証券調べ)
~~中略~~
印刷時には、PDFデータをご利用ください。
印刷用(222.0 KB)
~~以上、SBI証券の親会社であるSBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋~~
この「スマートフォンなどの携帯電話で撮影した運転免許証を、ウェブアップロードで届けることにより口座開設できる」というシステムは、FX業界では一般的になっています。
オンライン証券業界でもこのシステムを取り入れる会社が増えて来ましたが、まだ未対応の会社もかなり存在します。便利なシステムなので、ネット証券業界でも標準的なサービスになってほしいものです。
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