9月15日、オリックス証券がかざか証券(旧名:ライブドア証券)のオンライントレード事業を11月8日付で買収すると発表しました。
かざか証券が持つ79563件のネット取引口座を引き継ぎ、オリックス証券は累計口座数が350650件、預かり資産残高が3814億円となる予定です。
以下、オリックス証券の発表文(PDF)からの抜粋です。
2009年9月15日
各位
オリックス証券株式会社
かざか証券株式会社とのオンライントレード事業の吸収分割契約締結のお知らせ
オリックス証券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北山 久行、以下「当社」)は、2009年7月30日(木)開催の取締役会において、かざか証券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉岡 玲、以下「かざか証券」)のオンライントレード事業に関する権利義務を会社分割(吸収分割)により承継することを決議し、本日、吸収分割契約を締結しましたのでお知らせいたします。
なお、効力発生日は本年11月8日(日)を予定しています。
1.吸収分割の目的
当社は、1999年5月よりオンラインサービスを開始し、証券取引のみならずFXをはじめCFDといった新しい商品をいち早く取り扱うなど、多様化するお客さまのニーズに応えるべく、様々な商品やサービスを提供しています。今般、オンライン証券事業の強化・拡大を図る当社と、対面およびコールセンターでの証券取引事業に経営資源を集中して事業展開を目指すかざか証券のニーズが合致したことから、本日、吸収分割契約の締結に至りました。
当社の戦略として、オンライン証券事業の装置産業的側面から、収益基盤の拡大を図るためには口座数の拡大と預かり資産の積み上げは必須要件であると考え、事業伸張のスピード化を図っております。
本年3月のジェット証券株式会社との合併、8月28日に発表しました丸八証券株式会社との通信取引事業の吸収分割契約締結に引き続き、M&Aでの業容拡大策となります。本吸収分割により当社のオンライン口座数はネット証券業界において第6位となる見込みです。
当社は、これからも早期の口座獲得と預かり資産の増大に積極的に取り組むことによって、これまで以上に投資家の皆さまのご要望にお応えしつつ、商品・サービス面のさらなる拡充に努めてまいります。
<吸収分割後の口座数・預かり資産>
※ 関連資料参照2.吸収分割の日程
2009年 7月30日(木) 分割に係る取締役会決議日
2009年 9月15日(火) 分割契約締結日
2009年 10月28日(水) 分割承認株主総会
2009年 11月 8日(日) 分割の効力発生日3.分割当事会社の概要
※ 関連資料参照以上
オリックス証券は2009年3月にジェット証券と合併し、口座数でオンライン証券業界7位となっています。
今回、オリックス証券は、かざか証券のオンライントレード部門を買収することにより、ジョインベスト証券の口座数334359件を抜き、証券累計口座数でオンライン証券業界6位となります。
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