8月10日、ジョインベスト証券が証券アナリストや機関投資家などの視点で投資先銘柄を探し出すことができる投資情報サービス『アナリスト予測Cons.(コンセンサス)の窓』の提供を開始しました。以下、ジョインベスト証券のプレスリリースからの抜粋です。
ジョインベスト証券、アイフィスジャパンと共同で投資情報サービスを提供開始
ジョインベスト証券がアイフィスジャパンと共同で顧客向けに『アナリスト予測Cons.の窓』の提供を開始
~証券アナリストの企業業績予想を使った個別銘柄レポートを配信~
野村グループのネット金融会社であるジョインベスト証券株式会社(以下「ジョインベスト証券」、本社:東京都港区、代表取締役社長:福井正樹)と金融情報サービスを提供する株式会社アイフィスジャパン(以下「アイフィスジャパン」、本社:東京都千代田区、代表取締役:大沢和春)は、証券アナリストの企業業績予想の平均値『IFIS Consensus』(アイフィス・コンセンサス:注)を使い、ジョインベスト証券の顧客が証券アナリストや機関投資家などのプロの視点で投資先銘柄を探し出すことができる投資情報サービス『アナリスト予測Cons.(コンセンサス)の窓』の提供を8月10日より開始します。『アナリスト予測Cons.の窓』では、日本株式市場の全銘柄の中から市場代表性が高く、アナリストが安定的にカバーしている400銘柄(以下、「joinvest400」)を対象にコンセンサス情報を提供します。機関投資家が注目するコンセンサス情報の変化率から「割安銘柄」「割高銘柄」「不人気銘柄」「人気銘柄」を抽出できる「機関投資家の目」や個別銘柄の業績予想やレーティングの変化をグラフや天気図を使ってグラフィカル表現したレポート形式の「アナリストの目」といったサービスを利用することができます。またジョインベスト証券では、これまでコンセンサス情報に馴染みのない個人投資家向けにわかりやすく解説をするコンテンツ「Cons.を知る<5分でわかるCons.の話>」を設けました。
ジョインベスト証券は、投資経験がない方から投資エキスパートまで、“「投資」(invest)に「参加する」(join)ことの「楽しさ」(joy)を「やさしく」伝えることをミッションとして掲げており、『アナリスト予測Cons.の窓』の開始により、アイフィスジャパンがこれまで国内の機関投資家向けに提供してきた高付加価値な投資情報サービスを、個人投資家向けにわかりやすく提供することができます。また、個人投資家へのサービス提供を中期的な成長戦略の柱とするアイフィスジャパンにとっては、証券会社を通じた個人投資家市場進出の足掛かりとなります。
(注)国内の主要証券会社のアナリストレポートをほぼすべて収集し、その業績予想数値を平均化したものです。その即時性、精緻性は機関投資家に高く評価され、“市場コンセンサス”の定番として幅広く利用されています。特に欧米の証券会社が発行する銘柄レポートは、自社の予想とコンセンサス予想を併記することが主流となっており、主要な欧米証券会社では日本企業のコンセンサス予想として「IFIS Consensus」を利用しています。
◆ジョインベスト証券株式会社について
代表者:代表取締役社長福井正樹
所在地:東京都港区港南2-15-1
資本金:64億円(2006年7月31日現在)
主な事業の内容:インターネットを利用した総合金融サービス◆株式会社アイフィスジャパンについて
代表者:代表取締役大沢和春
所在地:東京都千代田区西神田3-1-6
設 立:1995年5月
資本金:3億6千万円(2006年7月31日現在)
従業員数:49名(2006年7月31日現在)
主な事業の内容:金融情報サービス
・証券調査レポートの電子配信サービス
・企業業績予想およびコンセンサスデータの提供サービス
・金融・財務関連ドキュメントの制作およびプリンティングサービス
早速、私はジョインベスト証券のウェブサイトにログインして『アナリスト予測Cons.の窓』を使ってみました。下記のようなデータが見れます。
ソフトバンク
レーティングCons.
2.3
今期経常利益予想Cons. (百万円)
87,774
今期当期利益予想Cons. (百万円)
32,026
今期予想PER(倍) 78.40
今期予想売上高成長率(%) 120.34
今期予想売上高経常利益率(%) 3.59
予想EPSや予想PERを見ることができるので、ファンダメンタルズ投資家とっては便利なサービスだと思います。
その反面、テクニカル投資家には必要のない情報かもしれません。