ネット証券大手6社の新規口座開設状況(2009年7月分)の順位表を作成しました。
▼ネット証券6社 新規口座開設状況 2009年7月分
| 順位 | 証券会社名 | 
 
証券口座純増数  | 
証券累計口座数 | FX口座純増数 | FX累計口座数 | 
| 1 | SBI証券 | 20,057 | 1,929,671 | 非公開 | 非公開 | 
| 2 | 楽天証券 | 6,990 | 863,847 | 非公開 | 非公開 | 
| 3 | 松井証券 | 
 4,435  | 
 775,183  | 
 617  | 
59,577 | 
| 4 | マネックス証券 | 
 3236  | 
921,037 | 
 1,289  | 
92,455 | 
| 5 | 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) | 
 2,644  | 
677,303 | 433 | 28,075 | 
| 6 | ジョインベスト証券 | 2,325 | 332,664 | 553 | 29,444 | 
| 合計 | 
 39,687  | 
5,499.705 | 
比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。
1位は前月に引き続き、SBI証券になっています。なお、6月の純増数は14,661でした。
2位は前月に引き続き、楽天証券です。6月の口座純増数は7,110でした。
3位は前月に引き続き、松井証券です。6月の口座純増数は、5,537でした。
4位は前月に引き続き、マネックス証券です。6月の口座純増数は3,912でした。
5位は前月に引き続き、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) です。6月の純増数は3,262でした。
6位は前月に引き続き、ジョインベスト証券です。6月の口座純増数は3,033でした。
ネット証券口座開設数を見ての感想
7月は日経平均株価が9,958円から10,356円に上昇。東証マザーズ指数も442から463に上昇しました。
7月は日経平均株価が上昇したのに、どの証券会社も1日平均売買代金が6月より減少しています。信用取引残高も減少しています。
さて、7月のホットな話題といえば、SBI証券と楽天証券の手数料値下げ合戦です。
7月11日に楽天証券が一つの注文の約定代金によって株式手数料が決まる「ワンショットコース」の値下げを発表してから、8月3日に至るまで、両者4回の値下げ発表を行っています。
SBI証券は値下げ発表が功を奏したのか口座開設純増数が6月の14661から7月は20057と急増しています。
一方、楽天証券の口座開設純増数ですが、6月の7110に対して7月は6990と伸び悩んでいます。
SBI証券の7月の口座純増数20057というのは驚異的な数字です。ちなみに、7月のネット証券大手6社全ての口座純増数を合計した数字は39687となっています。
7月のネット証券大手6社の口座純増数において、SBI証券のシェアは50%※に達しました。
※20057÷ 39687 = 0.505
「株式取引の初心者が最初に口座を開設する証券会社=SBI証券」という傾向が、7月からの手数料値下げで更に強まっているものと思われます。
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