野村アセットマネジメントが、ブラジル、ロシア、南アフリカの代表的な株式指数に連動するETF(上場投資信託)3本を7月中に設定し、同月内に東京証券取引所および大阪証券取引所に上場すると発表しました。
野村アセットマネジメントが新たに設定するETFは、下記の3本です。
- 「NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信」
- 「NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信」
- 「NEXT FUNDS 南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信」
いずれも新興諸国の株式指数に連動するETFです。
野村アセットマネジメントは昨年、大証に「上海株式指数・上場50連動型上場投資信託」を上場させました。今回のETF3本が追加されることで、新興諸国の株式指数に連動するETFは、中国、ブラジル、ロシア、南アフリカの計4本となります。
以下、野村アセットマネジメントの発表文からの抜粋です。
野村アセットマネジメント、
ブラジル、ロシア、南アフリカの株価指数を連動対象としたETFを新規設定野村アセットマネジメント株式会社(執行役社長:吉川 淳)は、ブラジルの代表的株価指数である「ボベスパ指数」、ロシアの代表的な株価指数である「RTS指数」、南アフリカの代表的な株価指数である「FTSE/JSE Africa Top 40」をそれぞれ連動対象とするETF(上場投資信託)計3本を新たに設定すると発表した。
NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信は、本日、東京証券取引所より上場承認を受けた。設定予定日は7月16日、上場予定日は7月18日(金)。
また、NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信、NEXT FUNDS 南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40 連動型上場投信は、本日、大阪証券取引所より上場承認を受けた。設定予定日は7月25日、上場予定日は7月29日(火)。各ETFとも上場日以後、全国の証券会社を通じて取引所での売買が可能となる。投資単位の金額は、各ETFとも、10万円以下(100口単位)となる見込み。今回のETFの設定・上場により、同社が運用するETF「NEXT FUNDS」は、合計29本となる。
新しいETFの売買代金が高まっていけば、個人投資家がブラジル・ロシア・南アフリカの株式市場へ投資することが容易になるかもしれません。