6月26日、日経新聞から「三菱UFJフィナンシャル・グループ 【東証1部:8306】が松井証券に15%超の出資をする方針を固めた」との報道が出ました。以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
三菱UFJ、松井証券に15%超出資・ネット証券再編へ
三菱UFJフィナンシャル・グループは25日、インターネット専業大手の松井証券に資本参加する方針を固めた。年度内に発行済み株数の15%超を取得し役員も派遣。持ち分法適用会社として連結対象にする。グループのネット金融事業を強化し個人取引のすそ野を広げる。傘下のauカブコム証券(旧カブドットコム証券)と合算すると国内最大級のネット証券勢力となる。
この報道があったものの、今日の松井証券の株価は前日比+22円 (+2.00%)しか上昇しませんでした。終値は1,124円となっています。以前、読売新聞が三菱UFJと松井証券の資本提携の可能性についてニュースを配信したことがあるので、目新しさがなかったのでしょう。
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なお、2007年5末時点で、ネット証券業界トップのイートレード証券の口座開設数は1,434,780となっています。松井証券は678,831口座、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)は574,624口座です。
仮に松井証券とauカブコム証券(旧カブドットコム証券)が合併したとすると100万口座を越え業界2位の口座数となります。今後も三菱UFJと松井証券の動きについては注目していきます。
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