ネット証券の口座開設数ランキング 2007年3月分

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ネット証券8社の新規口座開設状況(2007年3月分)の順位表を作成しました。3月はかなりのランク変動が起こっています。

▼ネット証券8社 新規口座開設状況

順位 証券会社名

証券口座純増数
(2007/3)

累計口座数
1↑ ジョインベスト証券 22,856 129,516
2↓ SBIイー・トレード証券 18,866 1,405,897
3↑ 楽天証券 11,248 675,548
4↓ マネックス証券 9,730 750,364
松井証券 7,712 668,073
auカブコム証券(旧カブドットコム証券) 6,422 562,606
オリックス証券 2,473 147,324
かざか証券 未定 未定

▲2007.4.5 クローズアップ株式作成

1位はジョインベスト証券です。[新規口座開設をして5万円入金すると5000円がもらえるキャンペーン]を実施している効果があからさまに出ています。キャンペーンは期間限定で締切りは2007年6月29日となっています。また、2月末からFXの取扱いを始めたことなどが功を奏したようです。

2月の口座純増数は17,915だったので、2月の純増数は大幅に増加といえます。なお、ロイター配信によると、イートレードの口座純増数を抜いたのはジョインベストが始めてとのことです。

ジョインベスト証券、3月単月の新規口座開設数で首位に

ジョインベストによると、06年1月にカブドットコムがMeネット証券との合併で口座数を大きく伸ばしたのを除き、イートレードの口座獲得ペース(月間)を抜いたのはジョインベストが初めて。

  • 2位はSBIイー・トレード証券になっています。前月ランキング首位から落ちました。2月の増加数が18,986だったので、3月の口座開設純増数は横ばいですが、3月の日経平均株価が2月に比べて軟調だったことを考慮すると健闘したといえます。

  • 3位は楽天証券です。前月4位からランクアップです。2月の口座純増数は10,152でした。現金プレゼントキャンペーンをやっていない割には、口座増加数は好調です。

  • 4位はマネックス証券です。前月3位からランクダウンしました。マネックスは、3月末まで新規口座開設して3万円入金すると3000円がもらえるキャンペーンをやっていました。楽天には抜かれましたが、キャンペーン効果で口座純増数は好調だったといえます。

  • 5位は松井証券です。前月と同じ順位です。2月の口座純増数は7,527だったので、3月の純増数は横ばいです。

  • 6位はauカブコム証券(旧カブドットコム証券)
    です。前月と同じ順位です。2月の純増数は6,820だったので、3月の純増数はほぼ横ばいです。

  • 7位はオリックス証券です。前月と同じ順位です。2月の純増数は2,321だったので、3月の純増数はほぼ横ばいです。

  • 8位のかざか証券は、旧ライブドア証券が社名変更したものです。かざか証券は、まだ開示情報が出てきていません。

  • ネット証券全体を見ての感想ですが、3月の日経平均株価は2月に比べて軟調だったわりには、口座増加数は多かったといえます。まだ、株式投資に興味を持つ個人投資家は多くいるようです。

    口座開設数については、ジョインベストの現金プレゼントキャンペーンは強力な効果があると実感しています。そして、他社の売買代金が足踏みもしくは下がっている中で、ジョインベスト証券の売買代金は上がっています。今後は、イートレード証券もジョインベストの存在を無視できなくなるでしょう。

    また、松井証券とカブドットコムの月間売買代金が落ち込んでいるのが気になります。三菱UFJが松井とカブドットコムをくっつけたいと思うのも無理のないことかもしれません。

    記事下

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    • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

    • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

     

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    ※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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