岩井コスモ証券、証券取引基幹システムを2014年5月に変更=岡三情報システム社を採用

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岩井コスモ証券が自社で構築した証券取引の基幹システムを変更し、岡三証券グループ系の岡三情報システムが提供する基幹システムを導入すると発表しました。

移行日は2014年5月7日を予定しています。

以下、岩井コスモ証券ウェブサイトの発表文からの抜粋です。

岩井コスモ証券

平成25年1月21日

各位

会社名 岩井コスモ証券株式会社

代表者名 代表取締役社長 沖津嘉昭

「証券基幹システムの変更と費用削減」に関するお知らせ【PDF】

 当社は、お客様へのサービス向上を図るとともに、更なるコスト削減を目的として、平成26年5月7日(予定)に、証券基幹システムを変更することとしましたので、お知らせいたします。

 新システムは、岡三情報システム株式会社(株式会社岡三証券グループの100%子会社)が提供する証券基幹系システム(ODINシステム)を採用いたします。

同システムは、インターネット取引における逆指値取引などの条件注文が拡充され、初心者はもちろんのこと、高度な機能を要求する投資家まで幅広い顧客層に満足度の高いサービスを提供することが可能となります。

また、タブレットPCやスマートフォンにも対応でき利便性の向上が図られます。

(同システムは、オープン系システムによる証券基幹業務システムを採用しており、最新オープン系技術を用いて、ホストと変わらない高い可用性、安定性、耐障害性を実現するとともに、業務の部品化を推進し、機能追加・変更ニーズに迅速に対応。インターネットシステムについては、当社の意向も取り入れ、新しいシステムを構築。)

加えて、当社単独のシステムから、ASP型(共同利用型)システムへ移行することで、制度変更等の対応に係る人的負担の軽減や新規開発に伴うコスト負担の大幅な軽減が期待されます。

なお、システム費用は、現行に比べ月額最大約90百万円の削減、年換算で最大約11億円の削減効果が見込まれ、現在、岩井コスモグループが一体となって取り組むコスト削減(※)による「筋肉質な経営基盤の構築」の実現を一層加速させるものであります。

 ※当社の親会社である岩井コスモホールディングスは、平成24年1月23日に収支改善計画を発表し、平成25年3月期は、グループ全体で前期に比べ30億円規模の費用削減を目指して参りました。さらに費用削減の増加を図るべく平成24年8月に経費削減委員会を立ち上げ、当期は前期に比べて約40億円の費用削減が見込めるまでとなりました。

 1.移行先ベンダー 岡三情報システム株式会社
(株式会社岡三証券グループの100%子会社)

 2.移行日 平成26年5月7日(水)予定

 3.システム形態 ASP型(共同利用型)システム

以上

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