今年の冬は記録的な暖冬ですね。そのため冬物衣料の売上が不振です。
昨年の冬は大寒波が日本に訪れ記録的な厳寒でした。そのため冬物衣料全般の売上が好調でした。昨年が好調だった上にこの暖冬ですから、衣料品関連企業の今年の売上が昨年のそれを下回るのも道理というものです。
ただ、今年暖冬で売上が不振なので、来年の冬は衣料品関連企業に期待が持てるかもしれません。暖冬にならなければですが。
ちなみに今年は世界的に見ても暖冬であり、そのため暖房用の燃料の需要が減少。暖冬が原油価格の下落の要因になっています。そして、原油価格が下落することにより新日本石油など石油関連企業の株価が下落しています。
異常気象が株式市場に与える影響は大きいものがあります。
ただ、今年の暖冬は異常気象に感じますが、長期的なスパンで見ると地球温暖化の進行により異常ではなくなる可能性もあります。将来、亜熱帯になった日本でどんな企業が利益を出せるのか考えてみるのも一興かもしれせん。