楽天証券が10月19日から米国ETFと中国ETFの取扱いを開始すると発表しました。米ETFの売買を受け付けるのはインターネット証券で初めてです。
・関連リンク ETFとは・・・ETFの用語解説です。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
▼米国株式取扱銘柄(海外ETF)追加のお知らせ
お客様から多くの取扱いリクエストをいただいた海外ETF 2銘柄を10月19日(木)国内約定分より当社取扱銘柄に追加いたします。 今回の銘柄追加により当社取扱米国株式銘柄数は541銘柄となります。
【取扱開始日】
10月19日(木)国内約定分より、以下の2銘柄を取扱開始予定(注文受付は10月18日(水)15時から開始予定)。【新規取扱追加銘柄】 ティッカー ETF名称 市場 業種
IVV I-Shares S&P500 Index Fund NYSE その他
QQQQ NASDAQ 100 Trust Series1 NASDAQ その他▼中国株式取扱銘柄(海外ETF)追加のお知らせ
お客様から多くの取扱いリクエストをいただいた海外ETF 2銘柄を10月19日(木)国内約定分より当社取扱銘柄に追加いたします。 今回の銘柄追加により当社取扱中国株式銘柄数は190銘柄となります。
【取扱開始日】
10月19日(木)約定分より取扱開始予定(注文受付は10月18日(水)20時から開始予定)。【新規取扱追加銘柄】 コード 分類 ETF名称 業種
2800 香港その他 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン その他
Tracker Fund of Hong Kong2828 香港その他 ハンセン・エイチ・シェア・インデックス・イーティーエフ その他
Hang Seng H-Share Index ETF
さて、米国ETFはどんな投資家が購入すべき商品なのでしょうか。私なりに考えてみました。
▼iShares S&P 500 Index Fundはこんな投資家向け
「1」は当然ですね。米国ETFの株価はアメリカ市場の影響を受けますから、アメリカが好景気になると考えない人は買えません。
「2」ですが、米国のETFはドルで買い付けることになりますから、ドル高になった方が得です。
「3」ですが、iShares S&P 500 Index Fundを見るとYield(配当利回り)は1.81%となっています。Yahoo! Financeの計算によるとYieldは1.63%です。どちらにしても、日経225連動型のETFより配当利回りがいいですね。
「4」ですが、日本株に全力投資するのには不安な方で、アメリカの個別株のことはよくわからないという人には、米国ETFは投資の選択肢の一つとして検討に値するでしょう。
逆に、以下のような人には、iShares S&P 500 Index Fundは向いていません。
「5」ですが、米国株や米国ETFで利益が出ると、取得価額・譲渡価額ともに、米ドル金額にそれぞれの約定日のTTBを掛けて日本円に換算したうえで、損益を計算しないといけません。ちょっと面倒ですよね。