今日、テレビ東京の株番組「クロージングベル」を観ていたら、ある株式評論家が「夏にはコートを買い、冬には麦わら帽子を買いましょう」と言ってました。
これ、「麦わら帽子は冬に買え」という相場格言のアレンジですね。
※麦わら帽子は冬に買え・・・夏関連銘柄は夏に買っても株価がすでに上がりきっていることが多いので、冬のうちに仕込んでおいた方がいいという相場のことわざ。逆張り派の考え方。
株式評論家の発言ですが、「冬には麦わら帽子を買いましょう」の部分には賛成です。今から、夏関連銘柄を「夏だから」という理由で買ってもしょうがないですからね。
夏関連株の株価が上昇するのは、猛暑の夏の話しで、しかも7月中にはブームが終わりますから。
それで、「夏にはコートを買い」の部分なんですが、こちらについては今年はちょっと怪しいかなと感じます。昨年の冬が厳寒だったからです。
昨年の冬は厳寒だっため衣料品の小売りなどの業績がすごくよかったんですよ。今年の冬も昨年と同じくらいの寒さになればいいのですが、平年並みの気温だと、昨年の業績を上回るのは大変だと思われます。