外資系証券会社「BNPパリバ証券」が、ソフトバンク株【9984】をめぐって不正な取引をしていた疑いがあるというニュースが出てきました。
以下、読売新聞の記事からの抜粋です。
外資系証券会社「BNPパリバ証券東京支店」(東京都千代田区)が、株取引を成立させる意思がないにもかかわらず、ソフトバンク株の買い注文を大量に出し、ストップ高に株価を誘導していた疑いがあることが、関係者の話でわかった。
~~~中略~~~
証券市場関係者によると、同支店は、顧客との契約に基づいてソフトバンク株を売買していたが、証券市場が閉じる直前、高値で1000万株以上の買い注文を出し、ストップ高にまで株価をつり上げ、取引を成立させなかった疑いが持たれている。その日の相場で売買の決済をすると、損が膨らむ恐れがあったため、値がつかないまま取引を終えることで、決済を翌日以降に延ばそうとしたとみられる。
ちなみに、BNPパリバ証券はアーバンコーポレーション株に関連する不適切な取引で、日本証券業協会から1億円の過怠金を科される予定となっています。詳細について興味がある方は、下記リンク先の記事をクリックしてみて下さい。
BNPパリバ、会員権6カ月停止へ=過怠金1億円-アーバン問題で日証協
私は今年で株式投資歴が7年になりましたが、相変わらず大手証券会社による株価操縦事件はなくなりませんね。下記リンク先の記事に出てくるような仕手集団もなくなりません。
個人投資家でデイトレーダーをやっている方は、こういった不正取引をやっている集団や、BNF氏のような天才トレーダーと同じ土俵で戦っているわけですから、なかなか大変な仕事だと思います。