当サイトで「ジェイコム男BNF氏、秋葉原駅前のビルを90億円で購入」という記事を配信しましたが、BNF氏のビル購入の件ついて、本日、夕刊フジから関連記事が配信されました。
以下、夕刊フジのウェブサイト版である「ZAKZAK」からの抜粋です。
世界不況どこ吹く風…
日経平均が7000円を割り込み、もはや大恐慌寸前の株式市場の中、デイトレで200億円超の資金を運用する“ジェイコム男”ことB・N・F氏(30、本名非公表)が、不動産投資に進出していたことが29日、分かった。「株ニート」から「ビルオーナー」へ華麗な転身-。投資家必見のB・N・Fビルディングは、東京・アキバのど真ん中にあった。
今月16日、不動産再生企業からB・N・F氏に所有権が移転したのは、秋葉原駅徒歩0分の商業ビル「chomp chomp AKIHABARA(チョムチョム秋葉原)」。同氏は今年4月24日にオープンしたばかりの地下1階地上10階の新築ビルを90億円のキャッシュで購入し、晴れて「ビルオーナー」の肩書を手に入れていた。
~~~中略~~~
上層階の有名飲食チェーン店長は「3日前、購入者(=B・N・F氏)の代理人を名乗る不動産業者がやってきて、所有権が移った旨聞かされたが、まさか買い主が“あの方”だったとは…」と呆然。「家主とのトラブルが多い個人オーナーになると最初から分かっていれば、入居は絶対なかった」と言い切った。
別の店長は「(不動産再生会社は一刻も早く売却したかったようですし、お互いの需要が合致したってことでしょう。ただし、アキバ通り魔事件以降、週末のお客が激減してますし、期待したほどの集客はナシ。90億の投資価値があったかどうかはかなり疑問」と話す。
一方、地元不動産業者は「賃料は坪当たり3-5万円。1棟買いなら単純計算で毎月5000万円前後の家賃収入で、15年前後で回収可能」と解説。「そもそも、利息も担保もゼロの“ニコニコ現金決済”なら、多少の見込み違いも恐るるに足らず。不況時代の投資としては賢明ですが、一般投資家にはまったく参考にならない」と話している。
ZAKZAK 2008/10/29
▼夕刊フジの記事でジェイコム男BNF氏について判ったこと
- ウェブサイトの写真を見るに、BNF氏は相変わらず楽天証券のマーケットスピードを使用している。
- 2008年10月16日、不動産再生企業からB・N・F氏に所有権が移転した物件は、秋葉原駅徒歩0分の商業ビル「chomp chomp AKIHABARA(チョムチョム秋葉原)」
- 記事の中の「不動産再生企業」とはアトリウム 【東証1部:8993】のこと。以下、2008年10月23日付けの日経不動産マーケット情報より抜粋
- 2008年10月26日、ビル上層階の有名飲食チェーン店長のもとに購入者(=B・N・F氏)の代理人を名乗る不動産業者がやってきて、所有権が移った旨を伝達した。
- 地元不動産業者は「賃料は坪当たり3-5万円。1棟買いなら単純計算で毎月5000万円前後の家賃収入で、15年前後で回収可能」と解説。
【売買】秋葉原駅前の築浅商業ビルを個人投資家に売却、アトリウム
2008/10/23
アトリウムは2008年10月、JR秋葉原駅前の商業ビル、chomp chomp AKIHABARA(チョムチョム秋葉原)を個人投資家に売却した。アトリウムは経営基盤の強化を目的に物件売却を進めており、一般事業法人や個人の富裕層などへの営業を強化している。
地元不動産業者の解説を信じるなら、BNF氏が購入したビルの年間家賃収入は約6億円ということになるようです。
それにしても、ビルを販売したアトリウム社の営業マンが、どうやってBNF氏とコンタクトを取ったのか気になるところです。
※BNFさんについて詳しく知りたい方は、下記のリンク先をクリックして下さい。関連記事を多数収録しています↓