松井証券が10月27日から携帯電話向けリアルタイム・トレーディングツールのサービスを開始すると発表しました。トレーディングツールの名前は「ハイスピードα」です。利用料は無料で、ドコモのFOMA900iシリーズ以降に対応します。
以下、松井証券のウェブサイトからの抜粋です。
2006年10月25日
携帯電話向けリアルタイム・トレーディングツール「ハイスピードα」のサービス開始について
~株価自動更新機能付きツールを無料で提供~株式会社インデックス・ホールディングス
株式会社シンプレクス・テクノロジー
松井証券株式会社松井証券株式会社(代表取締役社長:松井 道夫 東証一部:8628 以下 松井証券)は、平成18年10月27日(金)18:00より、 株式会社インデックス・ホールディングス(代表取締役社長:小川 善美 JASDAQ:4835)子会社の株式会社インデックス(代表取締役社長:小川 善美 以下 インデックス)と、株式会社シンプレクス・テクノロジー(代表取締役社長:金子 英樹 東証一部:4340 以下 シンプレクス・テクノロジー)が共同開発した携帯電話向けリアルタイム・トレーディングツール「ハイスピードα」(※1)を全ての顧客に無料(※2)で提供いたします。
現在、松井証券では、株式取引のうち10%(※3)が携帯電話で取引されており、どこへでも持ち運び可能な携帯電話は株式取引に不可欠のツールとなりました。また、PC向けリアルタイム・トレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」(以下 NSHS)は、本ツールで取引される比率が16%(※3)に達するなど、大変ご好評をいただいております。そこで、松井証券は、NSHSの高機能を携帯電話でもご利用いただくため、「ハイスピードα」のサービスを開始することといたしました。
「ハイスピードα」は、自動更新機能を備え、クリックなしで最新の株価情報や複数気配情報(板情報)を表示いたします。また、発注機能も兼ね備えており、携帯電話向けトレーディングツールとしては日本で初めて、複数気配情報(板情報)画面より直接注文が可能となりました。さらに、各種チャート、指数など多彩な投資情報を閲覧することができます。
松井証券、インデックス、シンプレクス・テクノロジーは、今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めてまいります。(※1) NTT DoCoMo FOMA 900iシリーズ以降の機種に対応しております(一部機種を除く)。
(※2) 通信料はお客様のご負担となります。なお、ハイスピードαは設定によっては自動的に通信が発生するため、高額のパケット通信料を請求される場合があります。ご利用にはパケット定額制サービスへの加入を強くお勧めいたします。
(※3) NSHSが正式リリースされた平成18年9月19日~10月18日までの約定件数ベースの比率。以上
株価情報を最短5秒で自動更新できるトレーディングソフトということなので、携帯で株取引をやっているサラリーマンの方には朗報ではないでしょうか。
それにしても、やっぱりドコモのユーザーは恵まれていますね。ユーザー数が多いので、証券会社のモバイルサービスは大体ドコモから対応させていく場合が多いのです(マネックス証券のトレーディングツール株速ポケットは例外的にauに対応していますが)。
今回の発表を見てふと思ったんですが、ソフトバンクモバイルの孫さんは自社の携帯のユーザーを増やしたかったら、イートレード証券の「HYPER MOBILE」をソフトバンクフォンに対応させる動くべきですね。現在、ソフトバンクとイートレード証券が属するSBIホールディングスの資本関係はありません。しかし、ソフトバンクの孫さんとSBIの北尾さんは旧知の仲なのですから、携帯トレーディングソフトの開発で提携してもいいんじゃないでしょうか。
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